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トップバッターは黒のスーツに身を包んだ7人組グループ「SPEED(スピード)」。1曲目はデビューアルバム収録曲の「It's Over」。アクロバティックなパフォーマンスで客席の視線をくぎ付けにし、続けて「痛み」を披露した。

リーダーのテウンが「日本のファンにお会いしたいと思っていましたが、このような意味のあるところでお会いできてうれしいです」と切り出すと、「とても緊張していましたが、いざステージに立って皆さんと向き合ったら落ち着いてきました。今日のイベントは貧しい国の子供たちや東日本大震災の復興を応援するチャリティー公演です。温かい気持ちを持ってお越し頂いた方たちと一緒にいるためか、会場の雰囲気がとても温かい気がします。残りの時間も僕たちSPEEDと一緒に疾走する楽しい時間にしていきたいと思います」とメンバーのコメントが続いた。

ミディアムテンポの「なぜ僕は必ず」を歌い終え、次の曲「からかいに行く」に入ると、華やかなダンスとアクロバティックなパフォーマンスがさらにエスカレートし、終盤ではメンバー全員が客席に降り、興奮の渦になった。「からかいに行く」の振付には韓国で一昔前に流行った「スングリダンダン」という呪文を唱える時のパフォーマンスが取り入れられ、その振付を紹介するメンバーの姿に「かわいい!」との歓声が上がった。

「思った以上に喜んで頂いてありがとうございます。日本へもっと頻繁に来られるよう頑張りますので、応援して下さい」とコメントしたSPEEDは、最後の曲「Look at me now」を披露して、次のグループにバトンを渡した。

《セットリスト》
1.It's Over
2.痛み
3.なぜ僕は必ず
4.からかいに行く
5.Look at me now

写真提供:(C)NPO法人日韓文化交流会
www.japankorea.org