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取材記事


Q.ご挨拶をお願いします。

シム・ハッキュ役を演じました。たくさんお越しいただきありがとうございます。

Q.演じる上で、重点を置いた部分は何ですか?

シム・ハッキュ役を演じながら、一つのポイントに集中することは出来ませんでした。彼が置かれた状況は俳優としても初めて接する状況でしたし、一人の人間としても共感できない、認められない部分がありました。ハッキュをよく理解することに重点を置きました。僕が理解できなくても、(ハッキュという人物を)避けるよりもよりストレートで、強烈に表現しようとしました。ハッキュの放蕩が原因で、貪欲な生活になってつぶれて行くことを強烈なベッドシーンで表現したくて、そのシーンに気を遣いました。

Q.破格的なイメージチェンジをしましたが、出演を決めた理由は何ですか?

シナリオを読んだ時、とても奇抜なアイテムだと思いました。『沈清(シム・チョン)伝』を元に、ペンドクを中心として、ドクとシム・ハッキュの愛にフォーカスを合わせたラブストーリーというのが面白かったです。シナリオを読んで、シム・ハッキュ役は演じてはいけないと思いました。それにも関わらずシナリオが面白くて惹かれました。シム・ハッキュ役を演じたら、このような楽しさ、このような感情、このような表現をお見せできるという確信ができました。僕に来たこの作品に出演しなかったら、二度とこのようなシナリオはないと思いました。今の年齢だからこそ、シム・ハッキュの放蕩と貪欲な姿をしっかりお見せできると思いました。もっと年を取ったら難しいと思いました。父親役だからとか、ベッドシーンだからということは悩みではありませんでした。



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