取材記事

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ステージに張られた白いカーテンが振り落とされると、スクリーンに大きな十字架が映し出された。

黒いマントの男たちに続き、オープニングナンバーがスタートし、キム・ヒョンジュンが登場すると黄色い声援がこだました。

「夢幻」というタイトルどおり、まさに幻想的な雰囲気が醸しだされたステージで、キム・ヒョンジュンは小麦色の肌を惜しみなく見せ、熱いパフォーマンスを繰り広げる。

息を整えて客席を見ると、ものすごい歓声が響いた。
「(日本語で)こんにちは、キム・ヒョンジュンです」と笑顔であいさつ。「今日もやはりたくさんの方が来てくださいましたね。横浜でのライブは1年以上ぶりですが、ワールドツアーの日本初日に来てくださって、歓迎します!」と伝えた。

「楽しむ準備はできていますか?いつものようにみなさんが歓声をくださる分、頑張る準備ができています!」と意気込みを語り、「大きな声で声援をお願いします!」と観客を煽った。そして「これくらいしか出ませんか?もっと大きな歓声をお願いします!!今日一日を思う存分楽しんでください!」と笑った。

男らしくパワフルなパフォーマンスを見せたかと思うと、キュートなナンバーで会場を盛り上げ、そしてバラードをしっとりと聴かせる。

様々な顔を見せるキム・ヒョンジュンのノンストップパフォーマンスに、ファンも魅了され続ける。

「休むことなくオープニングから駆け抜けて来ましたが、週末ではないせいかみなさんの歓声もまだまだですね」とチクリと言うと、ファンは「きゃー!」「リダー!」と声を上げた。

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