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Q.ご挨拶をお願いします。

ドルムチとドチ役を演じたハ・ジョンウです。

Q.ドルムチからドチになりながら、キャラクターの性格の変化がありますが、どのように表現しようとしましたか?

ユン・ジョンビン監督と初めて縁を結んだ、僕の(大学の)卒業作品だった『オセロー』から話が始まりました。10代初めの知能を持っている男性が、平凡で素朴な人生を生きてきましたが、家族を失ってしまったとき、どのような変化を与えようかということより、こんなにワイルドな男性がどうすれば観客に共感してもらえるのかを悩みました。妹との関係などを悩みながら役作りをしました。答えがちゃんとしていないですね…(笑)。

Q.俳優として格好良く見て欲しいという欲はありませんでしたか?

スキンヘッドにする瞬間すべて諦めました。シナリオを読んでみたら、僕がいくら着飾っても(スキンヘッドでは何をしても格好良く見えないだろうし)、さらにドンウォンさんには勝てないと思って、徹底的に楽しいキャラクターを作ろうと思いました。ドルムチからドチに変わる過程で、ドルムチの心の傷が映画を最後まで導いて行く理由と恨みになりますが、少し軽く表現したいと思いました。ドチは格好つけず、最後までかわいいんだという姿を見せようと思いました。