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Q.最近『ハイヒール』、『泣く男』など男性的な映画が多いですが、『皇帝のために』ならではの差別された部分は何ですか?

現場で監督と新しいアイデアについてよく話しました。メッセージを伝達する方法や、映画の表現方法で、既存のノワール(※)と違う映画にしようと努力しました。映画の色、音楽など多様で感性的な要素で新しく試してみました。また映画で登場するベッドシーンのように破格的な見どころも僕たちの映画ならではの、違うところだと思います。

※犯罪者や闇社会を題材にした作品

Q.難易度の高いアクションシーンが多いですが、アクション演技をするにあって、体力的に大変だったことなどありませんか?誰かを殴るとき、感情的な部分はいかがでしたか?

映画全体にアクションシーンが多かったので、体力的に大変でした。特に冬に撮影したので、寒さや怪我など大変な部分が多かったです。でも、人を殴るときの感情については、最初は相手を思いながら、結構気を遣いましたが、撮影をすればするほど、鈍感になって、楽に撮影が出来ました(笑)。

Q.最近、強いキャラクターが多いですが、新しい演技の変身に対するプレッシャーや、演じてみたいキャラクターがあれば聞かせてください。

演技の変身に対するプレッシャーはあまりないです。今回の作品ではイ・ファンという人物を通して僕が持っていた欲望という感情が大きく表に出されているだけだと思います。これから少しずつ変わっていく姿を見せる俳優になりたいです。年を重ねるほど、20代の初めにはいただけなかった多様なジャンルのシナリオをいただいています。俳優としてずっと挑戦できる機会だと思います。今準備している作品も今まで見たことのないまた違う僕の姿を見られると思います。

Q.最後に一言お願いします。

アクション演技に挑戦しながら体力的に大変でしたが、いい姿をお見せできると思います。僕の努力が観客にそのまま伝わってほしいです。