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Q.ご挨拶をお願いします。

歌い始めて30年になったということで、こんなにいい場を設けていただきありがとうございます。こんなことは初めてです。今までアルバムをリリースし、活動しながら記者懇談会をするのも初めてで、昨夜は眠れませんでした。たくさんの人が私のために準備してくださったものですから、うれしい気持ちで楽しく、最善を尽くして舞台に立とうと思って上がりました。30年間一緒にしてくださいましたが、どんなときよりも温かく励まし、応援してください。

Q.今の気分はいかがですか?

ファッションショーやどんなイベントでも、フォトセッションに臨んだことがありません。そういうこと自体が恥ずかしいです(笑)。今日もどのように行われるのかわからなくて、何度もスタッフに聞いてみました。今日はこの瞬間を楽しみたいです。30周年ということで多くの方が参加してくださいました。音楽を作る2年間は一人だけの時間でした。来年、再来年は30周年になるけど、どんな歌を歌おうか、歌手としてどのように位置づけすればいいのか?など思いながら、寂しく準備しました。

Q.30年間トップの席を守ってこられた秘訣は何ですか?

皆さんが私の30年という時間を認めてくださったのだと思います。振り返ってみると、毎年が意味深い年でした。いつも良かったわけではないです。ある時は一人だけの時間を過ごすときもありました。30年という時間よりもっと関心を寄せていただき、拍手されるときもありました。今日という日を嬉しい気持ちで迎えられたのは、止まることなく活動したからだと思います。結果だけを追っていたら今の私はなかったと思います。成功したけど、捨てることが出来て、ほかのことを取るために努力し、間違うときもあるけど、恐れずにいつも何かをしようとしたから、(ファンのみなさんは)イ・ソニはいつもその場にいると思ってくださったのではないかと思います。これからもずっと動くだろうし、新しくなるために数多くの質問を(自分に)するつもりです。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、失敗したとして、自分の努力ほどの結果がないからといって臆病になったり、萎縮することはないと思います。(失敗しても)またいい年が訪れると思います。