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イ・スンギにとって2014年初のステージとなるこの日の幕開けは、まるで韓国の音楽番組のオープニングを見ているかのようだった。襟の部分に赤い電飾のついたブラックジャケットで登場したイ・スンギ。「僕の女だから(Elec ver.)」で会場の雰囲気を一気に盛り上げた。ビートがきき、ダンサブルにアレンジされた曲にのせ、「Are You Ready、JAPAN?」と元気いっぱい。続く「誰も(Elec ver.)」では花道を通り、センターステージへと進んだ。目の前で歌い踊るイ・スンギに、ファンは歓声を贈った。

スクリーンに雪の中を歩くイ・スンギの姿が映し出されるとピアノの繊細なメロディが流れ、ベルベットのジャケット&ベスト、ブラックのパンツスタイルという正装で登場。「戻す」をしっとりと歌った。2コーラス目のサビの前には「みなさん!」と日本語で呼びかけ、ファンも一緒に歌った。

歌い終わると自然とイ・スンギコールが沸き起こった。

ライトが当たると笑顔のイ・スンギが佇んでいた。「(日本語で)日本のみなさん、こんにちは!ずっと、本当に本当に会いたかったです。みなさんもそうでしょう?」とコメント。前日雪のために中止になってしまったことを受け「昨日みなさんに会えなくて悲しかったです」とし「(日本語で)もう一度、ここまで来てくださって、心から本当に感謝します。その気持ちは、今日歌うことで精一杯届けます」と挨拶すると、温かい拍手が贈られた。

「叫んでみる」「優しい嘘」と続いたあと、「僕と皆さんが初めて日本で会ったのがいつだったか、覚えていますか?」と問いかけた。2009年1月に東京・ラフォーレミュージアム六本木で初ファンミーティングをしたイ・スンギは、満席になった会場を見渡しながら「あの頃に比べて人気が出たってことですよね!(日本語で)みなさんのおかげです!」と嬉しそうな表情を見せた。「韓国ではなく、異国でコンサートできることが本当に嬉しいです」と笑顔になった。

今回のコンサートコンセプトが"バレンタイン"ということもあり、「なんとなくワクワクしませんか?そんな気持ちを、曲を通じてお伝えしたいです」とし、「チェバル(Acoustic Ver.)」を歌った。「アコースティック曲を歌う時は、ボーカルの繊細さが伝わるようで緊張します」とした一方、「実は日本に来てこんなに寒かったのは初めてです!しかも雪まで降って…。個人的に雪が好きだったんですが、考え直そうかな?」と語ると、会場からは笑いが起こった。

さらに「バレンタインにぴったりの曲」として「結婚してくれないか」を歌うと、ファンは手拍子で応えた。



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