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老若男女問わず、幅広く愛されているイ・スンギ。子供からおばさままで、約10,000人のファンが会場を埋めつくし、ほかのアイドルのコンサートの雰囲気とは少し違う雰囲気を醸し出した。公演中の撮影は禁止されていたが、公演の前の撮影を厳しく制止することなく、ファン同士で記念撮影をしたりしながら、イ・スンギとの出会いを楽しく、ときめきいっぱいで待っていた。

イ・スンギと所属事務所の先輩イ・ソジンがスタンディング席に現れるとどよめきが起こったが、すぐ暗転になり、グリーンのレーザーと光が会場を照らし、舞台の幕が開いた。

舞台にDJとダンサーが登場するとエレクトロニックな感じのパフォーマンスを披露し、まるでクラブに来たような雰囲気でスタートした。赤いライトをつけたブラックのジャケットを着て舞台に上がったイ・スンギは、エレクトロニック風にリメイクした「僕の女だから」をダンスと共に披露。彼の手振りひとつひとつにファンは黄色い声をあげた。普段、体が硬くてダンスが苦手だと思われているイ・スンギだが、ウェーブやシャッフルなど、多様なトレンドダンスを披露し、観客をびっくりさせた。続いて「誰も」を披露するときも、見事なダンスを披露し、会場には驚きと楽しい悲鳴が上がった。

イ・スンギが一度退場した後、会場の大きなスクリーンには、雪が降っている風景の中で、何かを考えているような叙情的な映像が流れた。中央ステージの両脇に垂れていた白い幕が開けられると、左の方には白いグランドピアノが置かれている「Lee Seung Gi Hall」が、右の方にはレトロな感じの素敵な書斎が設けられていた。

写真提供:Hookentertainment



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