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Q:ご挨拶をお願いいたします。

イ・ジョンジン「こんにちは、イ・ジョンジンです。ありがとうございます。週末の午後にもかかわらず、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。楽しい時間にしたいと思います」

チュ・ソンウ監督「こんにちはMBCのチュ・ソンウです。お会いできて嬉しいです。ドラマ『百年の遺産』が、日本のみなさんに関心を持っていただいていると知り、監督として感謝申し上げたいと思います。まだ日本での放送は残っていますが、これからますます日本のみなさんにも愛されていると思っています。ありがとうございます」

Q:本作は韓国で35%を越える大ヒット作品となりましたが、愛された理由は何だと思われますか?

イ・ジョンジン「まず、何よりもこのドラマを愛してくださった視聴者のみなさんに感謝をお伝えしたいです。このドラマはどの世代の方が見ても面白いと感じていただけるものだと思います。そして一度は自分を振り返るような、周りの人も当てはまるような、そんなドラマです。最近のドラマの流れはヒーローが出てきて、それに憧れるというものが多いですが、この作品は自分の話、また自分の周囲の話のような構成のドラマです。共感を得られると思います。両親や友達ともひとつになれるコンセンサスを得られるような作品ですので、そこが高視聴率に繋がったと思います」

チュ・ソンウ監督「企画の段階からどうしようかと非常に悩みました。韓国でも日本でも、今は一人暮らしの世代が増えていますし、熟年離婚など、それぞれの世代の社会問題を抱えています。今回の作品では、韓国社会の問題を盛り込みたいという思いがありました。タイトルが『百年の遺産』ですが、100年というと韓国の歴史の近代の部分と通じます。この100年間の韓国社会、家族の有り様をモチーフにして書こうと思いました。家族中心はもちろん愛、遺産、離婚、再婚を盛り込み、若い主人公を中心とした展開を大切に考えました。そこがこのドラマが愛された理由だと思いますし、毎回俳優たちが熱演してくれ、そのことも大きかったと思います」



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