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映画『オンリ・ユー』の撮影を終えたばかりの来日であり、歌とパフォーマンス練習のため、一日4時間しか睡眠を取らないほど徹底的にイベントを準備したというキム・アジュン。

会場を埋め尽くしたファンの中で8割ほどが男性だったのも、最近の韓国スターのイベントとしては珍しい光景だった。

イベントの途中でステージに上がったマネジャーから「細かいところを妥協しなくて大変ですが、結局それが全体的なクオリティを高めるためだと思って、最後は納得して付き合っています」と裏話を暴露するシーンもあった。

先日日本でも公開された映画『マイPSパートナー』の主題曲「Show Me Your Heart」を歌いながら登場したキム・アジュンは、抽選で選ばれた3名のファンと『マイPSパートナー』にちなんで電話でQ&Aをしたり、天使の羽などファンが希望する小道具を付けた姿でツーショット撮影をしてあげるなどファンサービスが盛りだくさん。

極めつけは、その3名の前でラブソング「I'm in Love」を披露し、歌詞を忘れたところでは、照れながらファンの手を掴んで「どうしよう」と乙女の顔を見せた。客席に座っているファンは羨ましいという歓声をあげ、雰囲気も盛り上がっていった。

その後、NE-YOのナンバー「One in a Million」に合わせたダンスパフォーマンス。さらにロックな衣装に着替え、オリジナル新曲「Run The World」を披露した。

そして事前にファンから寄せられたリクエスト曲の中から「Everything」(MISIA)と「ありがとう」(いきものがかり)を熱唱。

アンコールでは映画『カンナさん大成功です!』の挿入歌「MARIA」を歌いながらステージの後ろから登場。客席を多いに盛り上げた。終演後はイベント中にファンに向けて読み上げた手紙の内容が書いてあるメッセージカードを来場者全員に手渡し。最後までファンを虜にしたアジュンだった。

写真提供:(C)PONYCANYON INC.



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