ピアノとギターというシンプルなスタイルで幕を開けたこの日のコンサート。
白いスーツに身を包んだユン・サンヒョンが登場し、半円形のステージの三方に丁寧にお辞儀をした。
スタートは日本デビュー曲「最後の雨」。安定した歌唱力を発揮し、歌い終わって笑顔を見せると、客席からは「サンヒョーン!」と声が飛んだ。
「こんばんは、お会いできてうれしいです。(日本語で)元気ですか?」とあいさつするとトークタイムに入った。
「普通イベントではMC(司会)をお願いしますよね。でも僕の場合は自分でしゃべりたいことがあるんです。その意思と違う進行をされてしまうと、混乱してしまうんです。なので、僕は自分でMCをしながら、みなさんが望むお話をしたいんです」とファンへの優しさを見せた。
するとファンから大きな声援と拍手が贈られたのだが、それを聞いて吹き出してしまったユン・サンヒョン。「大阪はそうでもなかったけど、今日はみなさんの声がいつもより大きく聞こえますね」とし「(日本語で)最高ですね!」とうれしそうに笑った。
また「日本に来てなぜ僕が日本語を話さないかわかりますか?」とファンに質問。戸惑うファンに「こうやって通訳をしてもらうのがいいでしょう?もし僕が日本で歌手活動をずっと続けていくとしたら、2,3年住みたかったですが、韓国でドラマに出演しなければならならないですよね」と語った。
写真提供:(c)Double Culture Partners CO. LTD.
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