2004年に現役高校生として韓国で歌手デビューを果たした彼は、年末の音楽賞を総なめにするほどの実力派イ・スンギ。日本では『華麗なる遺産』『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』やバラエティ『1泊2日』でも人気を集めている。
今年3月6日には日本でビューシングル「恋愛時代」を発売、オリコン・デイリーランキングで1位を獲得したイ・スンギの初ライブに、ファンも高まる気持ちを抑えきれない様子だった。
「チングジャナ-友達だから-」の日本語バージョンで幕を開けたライブは、日本武道館が最上階まで満席となり、全員がグリーンのペンライトを振っていた。
「こんにちは!イ・スンギです。ふぅ~(とため息)。ドキドキしますね!それでは始めましょう!」とさわやかな笑顔と共に、流暢な日本語で挨拶した。
続けて歌った「恋愛時代」では、CDでナレーションを担当した仲里依紗が登場。
歌が終わった後、再び登場した仲里依紗からリボンのついたペットボトルの水を受け取ると「今飲みます!(一口飲んだあと)家に持って帰ります」と笑った。
そんな仲里依紗に花束をプレゼントしたイ・スンギ。「こんなことしてもらって大丈夫?ごめんなさい!」とファンに問いかける仲里依紗に、イ・スンギが「あれ?みなさんの顔が…芳しくない表情ですね」と苦笑する場面もあった。
「みなさん、ノッてますか~?5枚目のアルバムで、歌ってほしい曲はありますか?」とファンとの会話を楽しみながら「Slave」へ。「叫べ!!!」と上着を脱ぎ、マイクスタンドを持って花道へと進んだ。イ・スンギのジャンプにファンもついていく形で、武道館が揺れるような錯覚に陥る。続く「Tonight」ではギターをつまびく姿も披露。ファンから大きな歓声を浴びた。
「僕たち別れよう」「言いにくい言葉」「すべてを君に」では、伸びやかな歌声で聴かせた。1曲終わるごとに丁寧にお辞儀をする姿は、番組で見るイ・スンギそのものだ。
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