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2月25日から大阪、名古屋を経てツアー最終地・東京へやってきたユン・サンヒョン。
ツアー動員数7000人を記録した今回のコンサートは、登山が趣味の彼は、夜に山に登ったときに見た夜空や空気感が忘れられず、その素晴らしさをファンに伝えたいという思いで行われた。

ブルーとグリーンのペンライトが波打つ客席。登山服に身を包んだユン・サンヒョンの姿がスクリーンに映し出されると、静かに拍手が沸き起こった。

生バンドが奏でる、日本デビューシングル「最後の雨」で幕を開けたステージ。

オープニングトークでは「大阪も名古屋も雨で…今日も雨になりましたね。日本デビュー曲は「最後の雨」のはずだったのに、今も降り続けています(笑)」と会場の雰囲気を沸かせた。

また前日の夜中に地震を体感したことを受け「明日で東日本大震災から1年ですね。これ以上自信や津波の被害がないように、早い復旧を祈っています。このコンサートを通じてみなさんに元気を出してもらいたいと思います」とメッセージを伝えた。

前日まで風邪を引いて声が出なかったというユン・サンヒョンだったが、それが嘘のように会場に響き渡る声で次々と歌っていく。

写真提供:(C)つばさレコーズ