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9月1日よりスタートした「超新星 LIVE TOUR 2011 "Make it"」ツアーを終えて、人気ダンスヴォーカルグループ超新星(チョウシンセイ)がさいたまスーパーアリーナでファンミーティングを開催した。
前述のツアーでは10都市15公演をソールドアウトさせて改めて日本での高い人気を実感させた超新星だったが、リーダーユナクの軍入隊により、本公演はメンバー全員がそろう入隊前最後の貴重なイベントとなった。
さらに、超新星がさいたまスーパーアリーナで単独公演を行うのは今回が初めてとあって、さまざまな意味で忘れられない1日となった。
開演時間になって会場が暗転すると、スーパーアリーナに超新星のペンライトが一斉に灯り、会場は"Milky way(日本ファン)"一色となった。
1曲目『By Your Side』のイントロが流れ、メインステージから登場すると思われたメンバーが1階アリーナ席後方から登場すると、爆発的な声援とメンバーを呼ぶ声が会場をおおった。
6人は二手に別れてアリーナをぐるりとまわりながらファンとコンタクトを取り、スタートから会場を熱くさせた。
勢いそのままに、『Last Kiss』、『君だけは離さない』を披露。曲の合間、メンバーは口々に「会いたかった!」と笑顔で喜びを表し、ゴニルは「今までで一番大きな会場でコンサートします!」とはしゃぎ、ソンジェも「たくさんの方々が来てくれてうれしいです!」とつづけた。
ユナクのあいさつの番になると、これまで以上の歓声が会場にとどろいた。
ユナク「今日はすごい意味があるファンミーティングなので、皆さん来てくれて本当にありがとうございます!最後まで楽しい時間を過ごしたいと思います!」
ジヒョクは相変わらずメンバーにいじられながら陽気にあいさつをしてファンの笑いを誘い、ソンモとグァンスは広い会場を見回して「会場が超大きい!」、「前の席から後ろの席まで、笑顔で過ごせるといいなと思っています!」と声をかけて会場をわかせた。
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あいさつを終えると、スツールに腰かけて超新星(チョウシンセイ)の歴史を振り返る『ミュージック&トークショー』がスタートした。
2005年、初めて顔を合わせたメンバーは、デビュー前のお互いの印象を話し合って笑い話に花を咲かせた。
ユナクはソンジェの第一印象を「かわいいな、と思った。」とコメント。ゴニルは当時のユナクのファッションが変だったとつっこんで、ジヒョクも「ださーい!」と追い討ちをかけた。ソンモは会ったばかりのソンジェに「お前、ケンカ強いの?」と言われて驚いたことを告白するなど、丸秘エピソードが続々と飛び出した。
その後、練習期間を経て2007年に超新星としてデビューを果たした6人。
スクリーンに韓国デビュー曲『HIT』のPVが流れると、なつかしい映像と、今とは違う個性豊かな髪形に笑い声があがった。なかでもドレッドヘアのユナクとグァンスが槍玉に挙がったのだが、メンバーがつっこむとグァンスが「俺の頭はジヒョクのぐるぐる(パーマ)よりかっこいいと思う。」と話してまたどっと笑いが起きた。
『ミュージック&トークショー』のコーナー名通り、ここで日本でのショーケース時に歌った『Romance』と『アンニョン』の2曲をなつかしみながら披露した。その後もトークの合間に人気曲を何曲も歌って、映像と写真、トークと曲で超新星の歴史がたっぷり公開された。
韓国デビューから2年後の2009年、超新星はシングル『キミだけをずっと』、『ヒカリ』、『SUPER STAR~REBORN~』を3週間連続でリリースするという異例の日本デビューを飾った。さらに、翌年2010年には、『まごころ』、『ALL ABOUT YOU』、『J.P. ~REBORN~』を3日連続リリースして、オリコンチャートで2、3、4位に同時ランクインする快挙を成し遂げた。
CDを発表する毎に知名度と人気はあがり、ユナクはこの時期から番組の出演オファーをもらえるようになったと回想した。ソンジェはメンバー全員で『東京フレンドパーク』に出演したときを振り返り、ほかのメンバーも過去に出演した音楽番組や情報番組などを挙げて華やかな出演経歴を振り返った。
昨年12月には念願の横浜アリーナで「CHOSHINSEI SHOW 2010」を開催し、大成功を収めた。かねてから横浜アリーナでの公演を夢見ていたグァンスは「DVD100回くらい観た!」と興奮の面持ちで語った。
ここで『ミュージック&トークショー』は一時中断し、6人は1階アリーナ席中央に設けられたステージへ。「一生の思い出に残ってほしい」と、6人がスタッフに内緒でフォトタイムを用意していたのだ。
聞くなりファンは大急ぎで携帯電話やデジタルカメラを取り出してメンバーを撮影し、6人は右、左、前、後ろをしっかり向いてポーズを取り大盤振る舞いのプレゼントとなった。
今年6月に発売された『クリウンナレ-キミに会いたくて-』はオリコンウィークリーチャート2位にランクイン。『君だけは離さない』、『メキ☆ラブ』も順調な成績を残している。
「1位に縁がない」と悔しがっていたユナクだったが、これに末っ子のゴニルが「2位でもいいじゃん!」と声をかける様子から、親しみやすくて気取らない、超新星ならではの良さが垣間見えたようだった。
写真提供:(C)maroo/G-Union
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