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取材記事


釜山(プサン)国際映画祭と映画祭の開催地である釜山広域市が企画したオムニバス映画『カメリア』が、満を持して日本で公開される。

映画は『IRON PUSSY』、『Kamome』、『LOVE FOR SALE』の3部作で、釜山国際映画祭と縁があるウィシット・サーサナティアン監督(タイ)、行定勲監督(日本)、チャン・ジュナン監督(韓国)がそれぞれの持ち味を活かして釜山を舞台に「愛」を描いた。

行定勲監督の『Kamome』にはソル・ギョングと吉高由里子が出演し、映画監督(ソル・ギョング)と日本からやって来た少女(吉高由里子)のあわい恋を美しく表現した。

10月22日の公開を控えて来日したソル・ギョングは、記者の質問に気兼ねなく答え、ときに周囲をクスリと笑わせながら映画と演技に対する真摯で確固とした意志を見せた。

Q:これまで身体的、精神的に苦痛をともなう役柄が多かったですが、今回はどのような気持ちで撮影に挑まれたのでしょうか。

日本の監督と作業をするのが初めてだったので、楽しかったですし、ときめきました。韓国映画はスピーディーで、考える暇を与えないまま2時間が過ぎてしまうような作品が多いです。少しでも速度が落ちると(観客から)つまらないという意見が出てしまうからです。ゆっくりとしたテンポの映画に出演したいと思っていた矢先に行定監督のシナリオをいただきました。撮影現場は(シナリオを読んで感じた印象より)はるかにゆったりとしていました。現場は緊迫していましたが、監督が俳優にたくさん時間をくださったんです。7~8分に及ぶロングテイクの撮影もありました。最近、韓国ではデジタルHDカメラで撮影するのが主流になっていてフィルムの音を聞くことがありませんが、"バラララララ"とフィルムがまわる音を聞いて興奮しました。あの音をずいぶん耳にしていませんでしたが、行定監督のおかげで聞くことができました。



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