Q:ごあいさつをお願いします。
キム・ジウン監督「アンニョンハセヨ、『悪魔を見た』を監督したキム・ジウンです。お会いできて光栄です。」
イ・ビョンホン「お会いできてうれしいです。映画でスヒョン役を演じたイ・ビョンホンです。」
Q:映画をご覧になったばかりの観客の皆さんを前に、今のお気持ちはいかがですか?
キム・ジウン監督「今、ご覧になったばかりということですか?あ~…。(日本語)ごめんなさい(笑)。(韓国語)おぞましい映画をお見せして申し訳ないです。この映画は復讐の行為そのものではなく、復讐の感情を描いた映画だと考えてつくりました。行為だけを追うとスプラッター映画になりますが、感情を追えば純愛映画になるのではないかと思います。愛する人を失った男性の悲しい、凄絶な復讐劇を見せたいと思いました。イ・ビョンホンさんとチェ・ミンシクさんが目を見張るほどの完璧な演技をしてくださいました。」
イ・ビョンホン「司会の方が皆さんに"映画、どうでしたか?"と尋ねたときに外でスタンバイしていて聞いたのですが、拍手の音が小さかったように感じました(笑)。映画を最後までご覧になった方の中には気が重くなったり、復讐に対する人間のうちに潜む悪魔性について余韻が残って深く考える方がいらっしゃると思います。一方で"なぜ監督と俳優はこのような映画を撮ったのだろうか"と考える方もいらっしゃると思います。映画の捉え方は人それぞれです。公開前にご覧くださって、大きい劇場を埋めてくださったことを心から感謝いたします。」
全ての記事と写真を見るには、有料会員登録が必要です。
下記ボタンよりログイン後、会員登録へお進みください。