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取材記事


韓国を代表するアイドルグループ神話(SHINHWA)のリーダーであり、『火の鳥』、『新入社員』など数々の人気作に出演して俳優としても人気が高いエリックが、待望の日本ファンミーティングを開催した。

2008年10月に論山(ノンサン)訓練所に入所し、軍事訓練を経てソウルメトロに所属し、公益勤務要員で服務したエリック。転役した10月30日には大勢のファンが押し寄せ、変わらない人気を実感させた。

この日も会場いっぱいに神話のシンボルとも言えるオレンジ色のペンライト、タオル、グッズが彩り、会場には再会の喜びが充満しているようだった。

約3年ぶりに日本ファンの歓迎を受けてステージに登場したエリックは「ファンの皆さんにお会いして、ようやく除隊したという実感がわきました。」と以前より一段と落ち着いた様子であいさつした。

エリック「2年間、皆さんは心配してくださったと思いますが、自分の時間をもって有意義な時間を送ることができました。これから皆さんにも会って活動できることがうれしいですし、もう少し立ったらメンバーたちも(除隊して)活動できそうでうれしいです。」

神話に関する話題が出ると、ファンは待っていましたというように大歓声を送った。司会をつとめた椎名由紀氏が「韓国ブームの火付け役は神話ですもんね!!」とコメントすると、エリックは「ヨン様より先に日本で活動していたんですよ。」と得意げに答えた。

あいさつが終わると、エリックの出演作を振り返る「ヒストリートーク」が始まった。

『火の鳥』、『6月の日記』、『新入社員』、『ケセラセラ』、『必殺!最強チル』を公開年度順に並べかえるというゲームで、一作品でも間違えたら罰ゲームが待っている。エリックはパネルを並びかえて「やっぱり無理です。」と自信なさそうに苦笑したが、全問正解。

正解したけれど罰ゲームも見たいという椎名氏の持ちかけで、エリックは罰ゲームとしてステージ上で懸垂をしてファンに私物のカフスをプレゼントすることになった。

過去の作品のなかで演じやすかった役柄は『新入社員』のカン・ホ役だという。エリックといえば『火の鳥』の"あの"セリフが欠かせないのだが、エリックは「今(過去のキザなシーンを)やったら、もっとうまくやれると思います。」とコメントしてファンを絶叫させた。

ここで、問題のあのシーンがステージモニターに映った。ジョンミン(エリック)がジウン(イ・ウンジュ)に近づいただけで会場ファンはクスクスと笑い声をあげ、『何か燃えている匂いがしませんか?…僕の心が燃えている匂い』と名セリフが飛び出すと会場は大爆笑に包まれた。先ほど「もっとうまくやれる」と自信を見せたエリックは恥ずかしそうにうつむいてファンの笑いをさらに煽った。

エリック「もう一度考えてみたんですが、(あのシーンは)できなさそうです(笑)。」

写真提供:(c)CJ Media Japan



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