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2010年11月19日、東京国際フォーラムホールAで「ウォンビン Birthday & プライベートDVD制作発表記念ファンミーティング」が開催された。

イベント開始時間になると、ステージ上のスクリーンに今回発売されるプライベートDVDのワンシーンが流れ始めた。

古いギターケースを片手に持ち、駅のホームを歩くウォンビン。

哀愁漂うウォンビンの表情にファンが見入っていると、突然ステージに煙が立ち込めて、電車の発車音が響き渡った。

すると、煙の中から映像と同じくギターケースを持ったウォンビン本人が登場して、DVD映像から飛び出してきたような演出に、会場は大歓声に包まれた。

ウォンビン「お会いできてうれしいです。本当にお久しぶりです。去年、東京ドームでは先輩方と一緒にごあいさつしましたが、こうして家族の皆さんとだけお会いするのは、2005年のファンミーティング以来5年ぶりになります。本当にうれしいです。この日をずっと待っていました。」

日本語で「よろしくお願いします。」とあいさつすると、登場時と同じく歓声と拍手が沸きおこった。

年末に行われる各種授賞式に参加して、超多忙な日々を送っているウォンビン。

「2010年はウォンビンの年」だったと言っても過言ではないほど、主演作『アジョシ』は他の作品に追随を許さない興行成績を記録して、一大ブームを巻き起こした。

イベント前日に韓国で開催された「第8回 大韓民国映画大賞」授賞式では、「大鐘賞映画祭」につづいて2度目の主演男優賞を受賞し、ウォンビンは受賞コメントの途中でついに涙を見せた。

司会をつとめたイ・ユミ氏が主演男優賞受賞について触れると、会場の客席からも「おめでとう!」、「チュッカヘ(おめでとう)!」と声が飛び、ウォンビンは「恥ずかしいです」照れ笑いを浮かべながら幸せそうに微笑んだ。

写真提供:KJ-net



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