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取材記事


Q:ごあいさつをお願いします。

松嶋「今日はたくさんの皆さまにお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。私は大企業の社長役の星野七海という女性を演じました。準備稿(台本が出る前のシナリオ)の段階から読ませていただいて、役柄や内容に関して多少なりとも意見を出させていただきました。キャスティングでも、アジア版ゴーストということで韓国の俳優さんと共演できたら素敵だな~とかプロデューサーの方などにお話をさせていただきまして、オリジナルに負けないアジア版『ゴースト』をつくりあげるために力を注ぎました。ぜひ、たくさんの方に観ていただきたいと思います。」

ソン・スンホン「(日本語)こんにちは、ソン・スンホンです。ありがとうございます。(韓国語)たくさんの方にお越しいだきましてありがとうございます。映画の撮影を終えて、こうして記者会見を開くことができてとてもうれしいです。アジア版『ゴースト』の出演について提案をいただときは、"夢でも見ているんじゃないか"と思うほどうれしかったです。(『ゴースト ニューヨークの幻』を)観て育った世代なので、当時の感動と思い出が今でも記憶に残っています。その作品に僕が出演して演じるということが信じられませんでした。(出演を)悩んだのも事実です。日本で撮影して日本の俳優、スタッフの方々と撮影しなければいけないということで初めは悩みましたが、素晴らしいスタッフと監督、松嶋菜々子さん、俳優の方々と作業できるというのに、これを逃してしまったら一生後悔するのではないかと考えました。実は韓国でも撮影があったのですが、韓国映画の撮影が終わってすぐ、一週間後に『ゴースト もういちど抱きしめたい』の撮影に入りました。"この作品に出演したいんだ"という気持ちを強くもって、徹夜で日本語を勉強しながら撮影に挑みました。スタッフの方や松嶋さん、まわりの方々が家族のように温かく接してくださって、当初の心配はなくなりました。僕が今まで出演した作品のなかで一番さびしくておもしろかったというか…う~ん、どう言えばいいかな?(笑)心から泣いて演技をして、韓国で撮影しているわけではないのに、韓国にいるような気分になるくらいお互いの感情をわかり合えたことが不思議でした。皆さんに大きな感動を与える作品になるのではないかと期待しています。」



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