2010年7月24日、東京都港区芝公園のメルパルクホールで「HAPPY BIRTHDAY キム・ミンジュン PREMIUM PARTY」が開催された。
開演時間をまわり会場が暗転すると、ステージモニターに生まれたばかりのキム・ミンジュンの写真が映し出された。写真の中のキム・ミンジュンが徐々に現在の姿に近づいていくと会場ファンはその都度笑い声や歓声をあげてキム・ミンジュンの成長を微笑ましく見守った。
キム・ミンジュンは1976年7月24日に釜山(プサン)で生まれた。
イベント当日に誕生日を迎えることになったキム・ミンジュンは、ファンが歌うバースデーソングを一身に受けて満面の笑みを浮かべてステージに登場した。
キム・ミンジュン「34年間生きてきて、こんなにたくさんの人にお祝いされたのは初めてです。本当にありがとうございます!!」
「死ぬ直前にこの光景を思い出しそうです。」と感無量の面持ちで、祝福の拍手を送るファンに何度も何度も感謝の意を伝えた。
今日の衣装は紺のインナーにグレーのジャケット、ゆったりとしたパンツで、普段から好きなデザイナーの服だという。好きな衣装を身にまとってステージセットのソファに腰かけたキム・ミンジュンは、自分の家にいるようなリラックスした様子で2年ぶりに日本ファンミーティングを開催した心境を語った。
キム・ミンジュン「皆さんに忘れられてしまったのではないかと思いました。でも、その心配は杞憂に過ぎなかったようです。変わらず応援してくださってとてもうれしいです。ありがとうございます。」
つづけて、空港で出迎えてくれたファンにも「せっかくお越しくださったのに(空港の規制で)ごあいさつできず申し訳ありません」と声をかけ、その気遣いに会場にもう一度温かい拍手が響いた。
ファンのお祝いにつづき、次はキム・ミンジュンと親交のある俳優からビデオメッセージが届いた。
チャン・ヒョク、ヒョンビン、ソ・ドヨンの順にメッセージが贈られると、豪華な顔ぶれに会場がわいた。一方、メッセージを受け取ったキム・ミンジュンは、「ドヨンさん、もうちょっとおもしろくコメントしてくれてもいいのに。僕は(ソ・ドヨンのファンミーティング時のビデオメッセージで)おもしろくやってあげたのになぁ。」と照れ隠しのようにコメントして微笑んだ。
次にプレゼントされたのは両親からの手紙だ。
釜山(プサン)地方の訛りでつづられた両親の手紙を司会のイ・ユミ氏が読み上げると、会場に感動の波がただよった。ジーンとした雰囲気が会場を包みそうになったそのとき、手紙の調子がガラリと変わって会場が笑いの渦となった。
母『それにしても早く結婚しないと!孫の顔を見るのをどれだけ望んでいることか!』
キム・ミンジュン「なんだか…すごく重いですね(笑)。」
追い討ちをかけるようにかかってきたのは、実のお姉さんからの電話だ。何も知らされていなかったキム・ミンジュンはただただ驚くばかりだった。
姉『お姉ちゃんよー!誕生日おめでとう。これからも元気でね、それと結婚も早くしないと!』
甥『おじちゃーん!誕生日おめでとー!』
飾らない家族のやり取りに、会場には何度も大きな笑いが起き、キム・ミンジュンは困ったような照れたような表情を浮かべて「ものすごく緊張しました。」と苦笑した。
写真提供:(C)フラウ・インターナショナル
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