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取材記事


歌手、俳優としてワールドワイドで活躍しているRain(ピ)が‘LOVE TOUR 2010’と題したZeppツアーをスタートした。

東京公演2日目の6月23日。

Rainのジンクスとなっている雨は午前にあがり、お台場に暖かい陽が射した。

会場のZepp Tokyoは満員御礼、1階スタンディング席はもちろん2階席までびっしりファンで埋まって、Rainのチケットパワーを見せ付けた。

開始時刻の18時をまわるとステージモニターにRainを連想させる激しい雨が降り、日本列島が幻想的に浮かび上がった。照明が暗転すると会場は爆発的な歓声に包まれ、効果音と炎をバックにサングラスをかけたRainがダンサーとともに力強く登場した。

ファンが叫ぶ「チョン・ジフン」コールに煽られるように、間髪入れずに代表曲『RAINISM』がスタート。

Rainの迫力あるダンスが身近で見られるとあって、ファンはのっけからRainのリズムに身を任せ、ペンライトを力いっぱい振った。Rainは興奮して前のめりになるファンに近づき、客席ギリギリまで詰め寄って「Put hands up,Tokyo!!」と声をかけて開始数分でZepp Tokyoに訪れたファンをひとつにした。

興奮そのままに大ヒット曲『IT'S RAINING』を披露、聞き慣れている代表曲であるぶん、ファンはRainのダンスを後押しするようにサビ部分の「IT'S RAINING」を完璧に歌い、会場は興奮の渦となった。

お次はラブバラード『Hand Shake』。

前日に行われた記者会見でRain本人が言っていたとおり、「近くで」「親しみがもてる」Zeppツアーならではのステージだ。

先ほど激しいダンスを見せたRainも『Hand Shake』では一転してリラックスした様子で、ファンを見つめながらしっとりと歌い上げた。



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