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12月8日、チャン・ヒョク初のプライベートDVDと写真集「itTRAVEL」の発売を記念して、東京メルパルクホールでファンミーティングが開催された。

現在、韓国でドラマ『推奴(チュノ)』撮影中のチャン・ヒョクは、ウェーブがかかった髪をひとつに結んで、茶色のジャケットにマフラーをあわせ、冬の装いでステージに登場した。

今回の司会は『韓流フォンデュ』や各種イベントの司会でファンにも有名なイ・ユミ氏。近況を淡々と話すチャン・ヒョクに、「いつも長くコメントされますよね~!」とつっこんで笑いを誘った。

チャン・ヒョク「(笑)しゃべるために生まれてきたのかも知れません。」

写真集撮影のためにチャン・ヒョクが訪ねたのはアメリカ西海岸。モニターには撮影時の映像が映り、そこにはドラマや映画では見られない「素のチャン・ヒョク」が映っていた。

「なぜ撮影地をアメリカ西海岸に選ばれたのでしょう?」

チャン・ヒョク「アメリカと聞くと、チャレンジ、チャンスのイメージがわきます。30代に入って、何かを開拓して挑戦したいと思いました。そういう気持ちをもって旅をしてみたいと考えて、アメリカを選びました。ロサンゼルス、ラスベガス、サンフランシスコで15日間撮影しました。」

モニターに異国の街や風景が映し出されると、チャン・ヒョクは土地の説明から当時の思いをひとつひとつファンに説明してくれた。

「説明が自然と出てくるんですね~!」

チャン・ヒョク「(笑)都市がどうやってつくられたのか僕なりに勉強をして、その土地の人々から説明を聞きました。都市ごとに感じるものが違うんです。皆さんにリポーターとして紹介するわけではなくて、一人の旅人が感じた思いをを伝えたいと思いました。感じたことが多くて、そのぶん伝えたいことも多くなったようです。」

チャン・ヒョクの淡々と話すリズムには、独特な魅力がある。旅の思い出を話し終えた頃にはファンもチャン・ヒョクのペースにすっかり慣れたようで、真面目な表情のまま冗談を言うチャン・ヒョクを見て、笑い声をあげた。



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