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STAR INTERVIEW

『HOPE』チョ・インソン「失敗しても新しい挑戦を選びたい…自分だけの満足には意味がない」

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『HOPE』チョ・インソン「失敗しても新しい挑戦を選びたい…自分だけの満足には意味がない」


俳優のチョ・インソンは、安住よりも挑戦を選んだ。ナ・ホンジン監督の新作映画『HOPE』を通じて、再び自らを極限まで追い込み、「観客の皆さんに『新鮮だった』と感じてもらえれば、それだけで十分だ」と俳優としての信念を語った。

『HOPE』は、非武装地帯に位置するホポ港派出所の所長・ボムソクが、村の青年たちから虎が現れたという知らせを受け、村全体が非常事態に陥る中、信じ難い現実に直面することから始まる物語だ。

チョ・インソンは、人並み外れた生存本能を持つソンギ役を演じ、野性味あふれる魅力と体当たりのアクションで圧倒的な存在感を放つ。

Q1. ナ・ホンジン監督と初めてタッグを組んだ感想は?

ナ・ホンジン監督との初タッグについて、チョ・インソンは「新しさ」にこだわったと語る。

「安住するか、しないかの問題だと思いました。これだけ長く俳優を続けてきたからこそ、新しいことに挑戦したいという気持ちがありました。たとえ失敗したとしても、新しいことに挑戦しながらキャリアを終えられたらいい。そんな思いをずっと持っています。」

続けて、「『HOPE』は僕にとっても非常に新しいジャンルで、撮影が簡単ではないことは分かっていました。それでも『まだ挑戦できるんじゃないか』と自分に問いかけ、その答えは『やってみよう』でした。だから出演オファーをいただいた時は本当にうれしかったです。脚本を読んですぐに連絡し、その約1か月後に監督とお会いしました」と振り返った。

さらに、「監督のこれまでの作品を見れば、どんな作品になるかはある程度想像できます。脚本には『走る』と書かれていても、どう走るのかは俳優自身が考えなければならないんです」と語り、「実は僕は膝の手術を受けていて、最初の打ち合わせの際にそのことを監督へお伝えしました」と明かした。

「医師からは『軽いジョギング程度なら問題ないが、走ったり跳んだりするのは今後の人生を考えると勧められない』と言われました。でも僕は俳優ですし、作品のために走らなければならない場面もあります。自分の事情で作品のクオリティを下げるわけにはいかないと思いました。」

しかし、監督からは「そんな心配はいりません。やっていただけますよね?」と言われたという。

「現場に入れば、結局やるしかありません(笑)。だから監督にはたくさんごちそうしてもらって、仲良くやっていこうと思いました。」

Q2. 万全ではないコンディションの中で激しいアクションにも挑戦しました。

チョ・インソンは、過酷だったアクション撮影を振り返った。

「片足で馬に乗れと言われたんです。片足でどうやって乗るんだろうと思いました(笑)。アクションチームや馬術の専門家にも『こんな乗り方をしたことがありますか』と聞きましたが、『自分たちも経験がない』と言われました。」

続けて、「もちろん安全装置はすべて整っていましたが、馬とのタイミングが少しでも合わなければ振り落とされてしまいます。乗馬は3〜4か月ほど練習しましたが、撮影はルーマニアだったので、現地の馬は習性も違っていました」と説明した。

ナ・ホンジン監督との撮影スタイルについては、「一つのシーンを20〜30テイク撮るのは当たり前です。最初から一発OKなんて考えてはいません。『100回撮る』くらいの覚悟で現場に入ります。だから20〜30回で終われば、むしろ早く終わったと感じます。結局は心構えなんです」と語った。

また、「監督はテイク数が多いというより、自分が望む画が撮れるまで待つタイプです。陜川では雪が降ってはいけないシーンで雪が降ってしまい、メイクをしたまま何時間も待機することもありました。そのため現場で待つ時間がどうしても長くなりました」と撮影秘話を明かした。

さらに、「当初は約1か月の撮影予定でしたが、最終的には20日ほど延長になりました。撮影チームもCG素材を撮るために何度も現場へ戻って撮影していました」と振り返った。

『HOPE』チョ・インソン「失敗しても新しい挑戦を選びたい…自分だけの満足には意味がない」


Q3. 『HOPE』は韓国SF映画最大級の期待作として注目されています。

チョ・インソンは、『HOPE』の公開を控えた心境について率直な思いを語った。

「僕は韓国映画界に大きな功績を残した人物ではありません。ただ映画を愛し、作品に向き合っている一人の俳優です。」

続けて、「ノウゼンカズラという花があります。梅雨や潮風を耐え抜いて花を咲かせる植物ですが、今の韓国映画界はその花の運命によく似ている気がします」と語った。

「韓国だけでなく世界的にも映画業界は厳しい状況にあります。それでも『HOPE』がノウゼンカズラのように観客の心の中で大きく咲いてくれたらうれしいです。俳優一人の力でどうにかできる問題ではありませんが、スタッフもキャストも全力で作り上げた作品なので、良い結果につながってほしいと願っています。」

また、『HOPE』の続編については慎重な姿勢を見せた。

「映画をご覧になれば、『シーズン2があるのでは』という話になると思います。ただ、製作費や監督のお考えなど、現実的に考えなければならないことが多くあります。現時点で断言することはできません。それでも監督の頭の中には、その先の物語がすでにあるのではないかと思っています。」

現在チョ・インソンは、Disney+オリジナルシリーズ『ムービング』シーズン2の撮影にも取り組んでいる。

「『ムービング』シーズン1が配信された頃、僕はルーマニアで『HOPE』を撮影していました。作品が大きな反響を呼んでいるという話は耳にしていましたが、現地はインターネット環境があまり良くなく、ダウンロードするだけで何時間もかかったことを覚えています。」

さらに、「多くの方に愛していただきましたが、撮影現場にいたため、その反響を直接感じられなかったことだけが少し心残りでした」と振り返った。

そして、「『ムービング』シーズン2は、シーズン1に寄せていただいた期待に応えることが最大の目標です。その期待を裏切らないよう、全力で撮影に臨みたいと思います」と意気込みを語った。

最後に、「『ムービング』もVFXを多用する作品で、超能力という題材を扱っています。カン・プル先生の豊かな想像力を最大限に映像化するためには、俳優たちも再び体を張ることになるでしょう」と笑顔を見せた。
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