―『ナインパズル』のヒットについて―

ソン・ソックは、10年前に起きた殺人事件の真実を暴こうとする刑事キム・ハンセム役を演じた。『ナインパズル』は『ムービング』に続き、Disney+で最も多く視聴した韓国コンテンツ2位を記録し、グローバル興行を続けている。彼は「基本的にジャンルがミステリーなので、少し馴染みがなく、見当がつかない部分がありました。一生懸命作ったので自信はありますが、結果は本当に分かりませんでした。OTT作品でもあり、一度に公開されるものでもないのでモメンタムを失ったらどうしようかと悩みましたが、うまく仕上がった気がします。内部的には（前編が公開された）今日から本ゲームじゃないかと思います。これからが楽しみです」と明らかにした。

続いて「周囲の人々は1位だったと送ってくれますが、最近は基準が紛らわしいです。ただ感覚的にわかります。ハンセムを犯人と誤解することもよくありましたが、僕は何気なく言ったことも多くの意味を付与していました。ハンセムが犯人だったら、どんでん返しだった気もしますが。『ナインパズル』はどんでん返しより精巧に組まれたミステリーだと思います」と語った。

―ミステリーに挑戦…オファーを受けて―

ソン・ソックは『ナインパズル』でミステリーに挑戦したことについて「作品の選択前にシノプシスだけ見ました。ユン・ジョンビン監督の大ファンで、監督が会おうと言ってくださったこと自体が光栄でした。監督が作品をオファーしてくださり、ミステリーは自信がないと言うと、信じてきたらいいと言ってくださいました。正直、台本より監督を見て選びました」と伝えた。

彼は「当時、監督は僕をよく知らなかったのに奥さんが勧めてくださったそうです。普通そういう目が正確です」と笑いながら「今回は多くのアイデアを出して楽しかったですが、学生の立場から学ぶという感覚でした。単に演技を学ぶのではなく、作品一つを作るノウハウ、態度、全般的なものを学びながら今は監督でありながら、メンターです。僕が社会生活をする時や俳優の外的なこともたくさん尋ねます。すると、明確に答えてくださる方です」と明らかにした。