―作品が終了して―

この日、イ・ボンリョンは「たくさんの方々が視聴し、気に入ってくださったことに戸惑うと同時に、あっという間に終わってしまって残念です。別れが寂しくて、出演者たちと撮った写真を見ながら当時を思い浮かべ、スチール写真を探して思い出したりしていました」とし、『いつかは賢いレジデント生活』に対する愛情を口にした。

彼女は「視聴率が上がり続け、8％を超えました。ドラマのタイトル通り、視聴者の皆さんの気持ちが少しずつ反映されたような気がして、本当にうれしかったです。最高視聴率（9.2％）も記録し、いい形で幕を閉じることができました」と笑顔を見せた。

―編成が遅れたことについて―

医療ストライキの影響で編成が遅れ、約1年間待たなければならなかったことについても言及した。イ・ボンリョンは「一生懸命撮影したが、放送が1年ほど延期されました。それでも、全員が個人的に全力で仕事をしていました。他の方々もそうですし、私も空白と感じないくらい撮影を続けていたので、よく耐えたと思います。この作品でデビューする俳優もいて、たくさんの方が待っていてくれたので残念でしたが、放送されてたくさんの愛を受けたので、その思いも吹き飛びました」と落ち着いた様子で語った。

―視聴者からの反応について―

結局視聴者の間でシーズン2を願う反応が爆発するくらい人気を博す中で放送を終了した『いつかは賢いレジデント生活』。これに対し、イ・ボンリョンも「シーズン2は当然やるべきです。“シーズン2はいつ放送するんですか”という反応自体がとてもありがたく、一番うれしいコメントでした」と語った。

また、イ・ボンリョンは記憶に残る反応として「私の元で（赤ちゃんを）産みたいと、先生どこの病院にいるのかというコメントがたくさんありました」と話して笑いを誘った。彼女は「ソ・ジョンミン役のために本当に一生懸命準備しました。勉強を兼ねて病院を訪問して学びましたが、医者の中に本当に私と同じような方々がたくさんいます。回診する先生方を見ると、歩く速度も速く、ソ・ジョンミンと同じような髪の長さで、眼鏡をかけている方々も多いです。そんな先生方を合わせて、ソ・ジョンミンという人物ができあがりました。私も眼鏡をかけた瞬間、知らなかった知識が入ってきました」と語り、熱演の秘訣を垣間見せた。