―パク・フミンとナ・ベクジンの関係性について―
同ドラマでは、パク・フミンとナ・ベクジン(ペ・ナラ)の関係性が重要な軸を担当する。リョウンは「(ナ)ベクジンの場合は幼い時に殴られていたので、助けるために近づいて親しくなりました。力になろうとけんかを教えたのに、ずれてしまいました。作品に詳しく出てはいないですが、『パク・フミン』は『ナ・ベクジン』のそばにずっといてくれましたが、一線を越えたんです」と話した。
ナ・ベクジンが友人のコ・ヒョンタク(イ・ミンジェ)を傷つけたということは、作品内の短い台詞として登場する。彼は「その後、ベクジンを憎む感情が主になりましたが、(ヨン)シウン(パク・ジフン)に会った後、罪悪感という単語を知り、同時にベクジンを思い出したようです。‘私がけんかを教えてあげなかったら’という考えが離れなかったようで、愛憎の関係で表現しようとしました」と伝えた。
―アクションシーンについて―
最後のアクションシーンについては「アクションの組み合わせが途中で変わったりもしたし、シーンを撮る前に(ペ)ナラさんと私と監督の部屋に行って話もたくさん交わしました。単に連合に入るか入らないかという力の争いではなく、ペクジンとバクー(パク・フミン)の説明しがたい関係性を戦いで表現したかったんです。監督たちは“一つの遊びのようにやってみよう”と言ったし、笑いながら頭突きをしたりもします」と話した。
続けて「前にペクジンと叙事があり、途中で憎みましたが、この戦いは‘私があの子を倒さなければならない’ではなく‘終わらせなければならない’という考えで臨みました。私の友達も救わなければならないし、ベクジンを救うためのものも含まれています。ところが罪悪感を持った状況でペクジンがそうなったので、バクーは心が痛かったでしょう」として「バクーは傷が幾重にも積もった状態で解消されずに終わった感じです。その後のバクーを想像してみると、少し壊れているようです。表向きは快活でしょうが、以前の姿は見えず、壊れていそうな感じです。その時に少しやせるのではないかと思います」と話した。