―新しい姿への挑戦―
パク・ウンビンは今回の作品で新しい姿を見せると、もう一度自分の限界に挑戦した。パク・ウンビンは作品選択の理由を尋ねる質問に「私は今回の作品を選択するにあたってイメージ脱皮をしたいという考えはまったくなかったんです。私がやったことのないジャンル、やったことのない役割を試してみたいという軽い気持ちで出発しました」として「私のどんな作品を見たかによって、私という俳優に対して持っているイメージが変わりうると思います。自らはさまざまな姿を見せたと思っています」と話した。
続いて「今回の作品では悪行を思う存分犯すことができる板を敷いてくれて、悪いことを本当にたくさんすることができたし、汚い言葉もこれほどたくさん言ったのは初めてです」として「思ったより悪口は多くなかったですが、悪口のような打撃を与える不思議な台詞を言いながら、このような形でも打ち返すことができるんだということを知ることになりました」と説明した。
―デビュー30周年を迎えて―
1996年に俳優としてデビューし、今年で俳優デビュー30周年を迎えたパク・ウンビン。彼女は「私はもうデビュー30年になったんですね。個人的には1年に1作品ずつお見せしたくて昨年『ハイパーナイフ』が公開されることを願いましたが、遅くなって今年お見せすることになりました。デビュー30年目に『ハイパーナイフ』をお見せすることになったことも、意味があるのではないかと思います」として「『無人島のディーバ』を終えてこの作品を撮影しながら、私を喚起させることができる年になればいいと思って撮影しました。 確かにやったことのないことをして換気ができたと思います。今撮影中の作品『ザ・ワンダフルズ』も別の意味で狂った傾向があるので、待ってから見てほしいです」と明らかにした。
デビュー30周年の感想を尋ねる質問にパク・ウンビンは「私はこの職業をよく選んだと思います。私は将来の夢について自問自答をたくさんしました。俳優という仕事をしながら褒められるおもしろさ、認められるおもしろさが確かに私を正しく育つように導いてくれたこともありますが、私の夢は他にあるのではないかと常に探索して過ごしました」として「‘俳優が究極的な目標ではないだろう’として過ごし、多くのことを考え、それで固くなりました。結論的に私は他の夢が多かっただけに、俳優という職業を本当によく選択したと思います」と笑った。パク・ウンビンは「私が幼い頃、医師になりたいという考えもありましたが、悪くても医師を演じられるのも感慨深いです。新しいキャラクターに会うのも不慣れで大変ですが、これだけ心臓を鼓動する職業があるだろうかと考えたりもします。それで今は俳優を選択したのが適性に合う仕事だということを認めました。たまにある状況にぶつかるたびに私と適性に合わない、私はこの仕事をするにはあまりにも内向的だと思う時もありましたが、社会性を育てながら私も進化しています。役割を通じて成長し、新しい経験をさせてくれるこの職業に本当に感謝しています」と伝えた。