―悪質コメントについて―
この日、IUは数日前に話題になった「左IU」という決めつけについて質問を受けた。昨年12月、ユン・ソクヨル大統領の非常戒厳事態が発生し、弾劾を促す集会が開かれると、IUがソウル汝矣島(ヨイド)一帯の集会に参加した市民のために飲食店とカフェの飲食代を事前決済した。これをめぐって一部の極右性向のネットユーザーがIUに「左IU」という政治的な決めつけを行い、これにとどまらずCIAに送った通報メールを認証するなど、驚きの蛮行を犯した。
これについて「度を越えた悪質コメントは悲しくはないのか」という問いに対し、IUは「生きていて悲しかったことが一度もなかったと言えば嘘になりますが、反対に実際に私が持っている性情より私をよく見てくださる視線も大きいと思っています。この仕事をしながら、こんなに長い間大きな愛を受けるとは当初予想もしていませんでした。作品活動をする時は思っている以上に大きく、正気を取り戻せないくらい大きな愛を送ってくださるので、心から(悪質コメントより)愛がはるかに大きいと思います」と成熟した内面を表わした。
続いて、彼女は「それ(左IU)も私のこういう考えと一脈相通する部分です。ある意味、関心が大きいということなので、受け入れなければいけない部分ではないかと思います。‘どうして私にだけ?’というようなことは考えません」と付け加えた。
さらに、IUは「でも、度を越える表現は所属事務所の立場としても単に見過ごそうとはしていません。あまりにも大きな誤解を作ろうとする動きが見えれば、私も制裁が必要だと考えています」と断固として話した。