―インタビューも同伴することになって―

舞台に一緒に上がったのに続き、インタビューも一緒にすることになった感想を尋ねる質問にキム・ソヒョンは「変な感じです。インタビューでは少しラグジュアリーに話をしなければいけないのですが、夫が隣にいるので夫の目が気になります。家でずっと一緒にいるので」と笑い、ソン・ジュノは「いや、家でもいつもラグジュアリーじゃないか」とケミ（相手との相性）を見せた。　

―同じ作品に出演することについて―

夫婦が同じ作品に出演して、気まずい点はないのだろうか。ソン・ジュノは「気まずいことはありません。俳優として何か即興演技をしろと言われたら気まずいかもしれませんが、作品の中のキャラクターとして会うので、気まずさはありません」と話し、キム・ソヒョンは「私も同じです。幸い気まずさはありません。キム・ソヒョン、ソン・ジュノで何かを即興でやらなければいけないなら、毎日いつもいいことばかりではないので、喧嘩した時に気まずさを感じると思いますが、完全にキャラクターとして演じるので平気です」とし、「この人の憎いところ、いいところより練習したキャラクターをお見せするものだと思っています」と説明した。

キム・ソヒョンは一緒に呼吸する夫ソン・ジュノについて「ジュノさんはコンディションや気分に影響されず、根をしっかりおろした俳優です。私はよく動揺し、感情的につらい状況や体が大変な時はコンディションに影響がありますが、ソン・ジュノは相手役としてとても心強い相手ではないかと思います。そういった長所がとてもうらやましく、ある時は見たくもないほどそのような長所がはっきりしていて、うらやましくもあります」と明らかにした。

ソン・ジュノは「俳優としてキム・ソヒョンさんの長所を語るには、私はかなりの後輩です。いくら夫婦で、私の妻だとはいえ私が評価することは無礼だと思います。ソヒョンさんに出会い、ミュージカルというジャンルを愛し、大切に思う気持ちをたくさん学びました。私はオペラの勉強を長くしてきましたが、ミュージカルでこんなにも引っ張り、夢中にさせてくれた人はソヒョンさんです」と愛情を伝えた。

―お互いに伝えたい言葉は？―

2人はお互いに言いたい言葉を伝えた。キム・ソヒョンは「私たちが『オペラの怪人』で初めて出会って、15年間一緒にミュージカルをしています。私たちは選択を受ける立場だけど、ずっと選択を受け続けられるように努力しよう」と恥ずかしそうに言った。ソン・ジュノは「愛してる」と言い、キム・ソヒョンの顔をさらに赤くさせて笑いを誘った。