―自身の体力について―

この日、シム・ウトゥムは本格的なインタビューに先立ち「監督が変わり、訓練場所が室内に変わりました。訓練環境は私たちが一番いいと思います」と笑って見せた。

彼女は、元々運動系ユーチューバーだっただけに、他のメンバーに比べて体力的に高い位置にある。これに対して「基礎体力が普通の人よりもあるので（サッカーの試合をする時に）役に立ちました。チームの訓練をするだけでは体力が有り余り、私には物足りないと感じました。『ゴールを叩く彼女たち』が始まった時からスタートしたので、初級者の段階だからです。そのため必要な部分を補いながら個人レッスンを受けています」と語った。

―パク・ジュホ監督について―

スミンパはチャレンジリーグ当時、チェ・ジンチョルが監督を務め、第1回SBSカップから第2回SBSカップまでイ・ウリョンが監督として陣頭指揮した。

そして最近パク・ジュホが監督に就任した。パク・ジュホは現場でどうかと尋ねると、シム・ウトゥムは「本当にナイスです。サッカーの試合をする時だけは本気で、おそらく『ゴールを叩く彼女たち』では見られなかった性向だと思います。現代サッカーを導入しながら、さまざまな戦術を試みています。私たちは指示されたら何でもします。無理そうでも信じてついていき、皆優しい性格なので足並みを揃えています」と語った。

また「監督はいい人で“やってみて”と言いながら自信も与えてくれます。試合の際に十分な機会も与えながら、それぞれが上手な部分を生かそうとしてくれます。本当に新世代の監督らしいです」とし「でもサッカーをしていない時は天然です。人間味にあふれた方です」と称賛した。

―練習時にかけられる言葉は？―

シム・ウトゥムは練習時、主にどんな話を言われるのかという質問に「（パク・ジュホは）称賛もたくさんしてくれ、サッカーの試合中にミスをすると、訓練や練習中にミスしなければいけないと自信を高めてくれます。私たちの球歴自体が長くないので体調面で無理しないこと、配慮を1位に考えてくれます」と打ち明けた。続いて「監督は私たちがカップ大会の優勝チームなので、マナープレイをしなければいけないと言っています。優勝チームのイメージを守ってくれます」と伝えた。

―対戦したいチームについて―

彼女は牽制するチームとしてFCアクショニスタを挙げた。シム・ウトゥムは「監督と親しいイ・グノ監督に注目しています。同じリーグではないですが、いつか上がっていって勝負することを楽しみにしています」とし「スーパーリーグをしながら、皆フォームが上がっています。安心せず、全員が怪我しないことが重要です」と強調した。