パク・ヘス「チョン・ドヨンと目を合わせながら演技、驚異的な瞬間」
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―開幕を前に―
昨年の演劇『ファウスト』以来約1年ぶりに『桜の園』で帰ってきたパク・ヘスは「閉幕を控えていますが、残りわずかなことに対して残念な思いが大きいです。一ヵ月間の公演ですが、長い間会っていたかのように舞台でお互いを頼りにしてきました。他の俳優陣も同じ気持ちだと思いますが、とても空虚になりそうです」と話した。
―チョン・ドヨンの舞台復帰作として話題になって―
『桜の園』は、チョン・ドヨンの27年ぶりの舞台復帰作として大きな注目を集めた。チョン・ドヨンの演劇出演は、1997年の『リタと大学教授』が最後だった。先立ってチョン・ドヨンに対する好奇心から演劇を選択したと明らかにしたことがあるパク・ヘスは「公演を通じて先輩に会うことになるとは想像もしていませんでした。こうやって長時間舞台の上で、また観客の前で目を合わせながら演技できるということに感謝しています」と話した。
続いて「先輩は私が舞台に立ったことがあるので、心強くて力になると言いましたが、これまでやってみた結果、私のほうがむしろ心強かったです。先輩だけが持っているオーラはすごく、愛のエネルギーが本当に大きい方だということを知りました。ソン・ドヨン(チョン・ドヨン)が自身のトラウマについて話す時、私はその空間に2人だけという感覚を受けたことがあります」とし「先輩が舞台の上から眺め、舞台の上で俳優たちを信じてくれる眼差しを見ると、相手俳優は感謝して幸せです」と伝えた。
―後輩の演劇挑戦もサポート―
このように先輩チョン・ドヨンに対する尊敬心を口にしたパク・ヘスだが、演劇に挑戦する後輩もサポートしている。先立って演劇『クローザー』で舞台にデビューしたアン・ソヒは、パク・ヘスのアドバイスのおかげで勇気を出したと明らかにした。これに対し、パク・ヘスは「アン・ソヒが私に聞いてきた時、目の中に渇望がありました。以前と違って挑戦を恐れない自信が見えたので、ぜひやってみてほしいと話しました」とし「必ず演劇をする必要はないですが、経験してみるのはいいと思います。痛い目に遭い、傷付く俳優もいますが、けがをしない範囲で楽しみながらやってみるのは悪くないと思います。最近は多くの俳優が舞台にくるのでうれしいです」と語った。
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