パク・ソンフン「私は相手がいる女性には手を出さない…ユン・ウンソン死亡、必要だった設定」
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―ユン・ウンソンの感情変化を演じて―
この日、パク・ソンフンはユン・ウンソンの感情の変化について説明した。彼は「序盤は(ホン)ヘインにゆっくりと溶け込もうと少しずつ(気持ちを)表現します。しかし、ヘインが死ぬかもしれない病気にかかったことを知り、猪突的な状態に変わったのではないかと思います。もともとはクイーンズグループを手に入れたあと、(ヘインの)心を得るなどの順序があったはずです。しかし、ヘインに取り入ることが1番に変わった気がします」と語った。
作品の中のユン・ウンソンは、ホン・ヘインに対して病的な執着を見せた。特に最終回では最後まで自身の彼女にならなかったホン・ヘインに銃を向けたりもした。これに関してパク・ソンフンは「16話(最終回)の台本を読みながらとても驚きました。銃を突きつけて最後に言うセリフが“私はあなたを殺してでも連れていく”でした」とし「この世に置いていくと(ベク)ヒョヌがいるので、私と一緒になるために死のうという話だと思います。さまざまな群像の人がいると思いますが、こんなに捻くれた人もいるのかと思いました。“皆さんはこうなってはいけません!”というメッセージを見せようと思ったのかと考えました」と伝えた。
―もっとも記憶に残るシーンについて―
最終回でユン・ウンソンは、結局死を迎える。パク・ソンフンが『涙の女王』で最も記憶に残るシーンでもある。
彼は「最後のシーンはとても複雑な感情を抱いたシーンでした。(ユン)ウンソンは、ちゃんとした愛を受けることも、与えることもできない人でした。生涯ヘインだけを愛していたので、恋愛も知らなかったはずです。そうやってヘインだけを愛していた人間がヘインの心を得られず、悲劇的な結末を迎え、不憫で気の毒な感じもありました」と打ち明けた。
そして「そんな感覚が少しでも視聴者に伝えられるといいなという気持ちでしたが、全体的に見た時、ウンソンの死が必要だと思いました。刑務所に収監されて罪を償っても、釈放されるとヘインに執着し、また苦しめたはずです。ヘイン・ヒョヌカップルを美しく送り出すために必ず必要な設定だったのではないかと思います」と付け加えた。
―実際の恋愛では?―
実際にパク・ソンフンは、ユン・ウンソンのように相手がいる女性には見向きもしないと語った。彼は「私は絶対に他人の女性に手は出しません。仕方ないじゃないですか。気持ちを抑えて一人で整理しながら苦しみ、遠くから応援すると思います」と明らかにした。
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