―役作りについて―

この日、イ・ジュビンは財閥家の嫁のチョン・ダヘを演じるために実際にブランド品を購入したと明らかにした。「自腹でブランド品を購入しました。（チョン・ダヘが）詐欺師ではありますが、財閥のように見せなければならないと思いました。本当に財閥の家にいる女性のイメージが必要でした」と話した。

―母親役に初挑戦―

イ・ジュビンは、子どもを持つ母親役に『涙の女王』を通じて初めて挑戦したと伝えた。彼女は「母親役を初めて演じました。私は甥もいないので、子どもといることが自然なのかという悩みもありました」と打ち明けた、

続いて「子どもを初めて抱きしめると、その姿から分かるそうです。だから、そんな部分を一生懸命練習しました。現場でホン・ゴヌ役のシウに暇さえあれば会いに行きました」として「でも最後まで私を好きではありませんでした」と打ち明けた。

―悪役を演じて―

作品でチョン・ダヘは、悪役として活躍した。彼女は、ホン・スチョルに意図的に接近して結婚した。ホン・ゴヌ（ク・シウ）もホン・スチョルの子どもではなかった。しかし、ホン・スチョルと真実の恋に落ちた。

イ・ジュビンは、このようなチョン・ダヘが悪役のようには感じられなかったという。彼女は「私が考える悪役は誰かを殺したり、大混乱に陥らせるイメージです。誰かをだましたというのは（悪役として）感じませんでした」として「また、チョン・ダヘの叙事を知っていたので、そこに移入していた気がします」と語った。

そして「少し粗末な悪役でありたかったです。悪いことですが、悪いことのように感じない悪役でありたいと思いました。重みがあって脅威的なものよりは、分別がなくて情けなく見えるように演じたいと思っていました」と伝えた。