チョン・ソニ「一人二役、CG演技への恐怖→ワクワク…楽しく撮影」
(全1ページ)
―作品の人気について―
『寄生獣 ーザ・グレイー』は公開以来、世界的に好評を博している。チョン・ソニは「周りからおもしろかったという話をたくさん聞いたのは初めてでした。このような演技は初めてなので、どのように見られるのかハラハラし、気になって楽しみでしたが、私が考えていたより楽に受け入れてくださった気がします」として「“おもしろい”という言葉がとてもうれしく、心地よかったです」と明らかにした。
―海外での反応―
続いて「グローバルリリースされる作品は初めてだったので、海外に住んでいる友達からも連絡が来て、数値だけでは分からない反応もありますがここでも皆さんが“大好き”と言ってくれて不思議でした。どのようにしてそこで見ているの?と不思議で、うれしくもありました」と伝えた。
―一人二役について―
撮影序盤、一人二役を演じるという事実を知らなかったというチョン・ソニは「原作を知っていたので『ハイディ』がどのように具現化されるかに対する期待感が少しありました。最初は『ハイディ』を演じる方とどのようにケミを作り出すか悩みましたが、監督から私が演じることになると聞いた時、最初に感じた感情は恐怖でした」として「初めは‘2つをどのように分離させられるだろうか’と悩みましたが、悩んだ結果、まず人間である『スイン』をちゃんと作らなければならないと思いました」と説明した。
―ハイディの演技について―
続いてハイディの演技については「人間の目で見た時は何も知らない子どものように見えるかもしれないので、ぎこちなく不便なトーンを考えました。監督もフィードバックをくださり、寄生生物として登場するのは私だけではないので、他の寄生生物と共通のトーンを持つのがいいと思いました」として「私にできるだけ低い音を出すようにおっしゃいました。言葉のリズム感は、他の寄生生物の撮影分を見て、そこで似ている部分をたくさんまねしようと思いました。監督のディレクションと他の寄生生物の俳優たちの演技を合わせて作られたものです」と話した。
そして「演技をするのが難しいというよりは(完成本が)どうなるのか分からないという考えが大きくて、それが難しかったです。私がする演技で終わらないというのが怖くもありました。その怖さが最初は大きく感じましたが、すぐに消えました。その後は気になり、 期待する方に変わりました。今考えると撮影中にとても難しいと思った点はなく、楽しくできました」と伝えた。
(1/1ページ)