ユ・テオ「韓国の平凡な男性を表現、物足りないが…」
(全1ページ)
―映画の公開を前に―
この日、ユ・テオは公開を控えた感想について「ついに(韓国の観客に)お見せすることができてワクワクすると同時に怖さもあります。私は多国籍な文化の中で暮らしてきた同胞なので、平凡な韓国の男性を表現することにおいて物足りなさを感じ、自らを非難しました」とし「ただ、監督が私の長所を見てくださり、キャスティングしてくれたと信じて演じました。海外ではいい反応を得ましたが、韓国ではどのように受け入れられるか怖くもあり、ワクワクするというのが正直な感情です」と明らかにした。
―役との共通点&相違点―
続いて「どんなキャラクターでも私と共通点も、違いもあります。私は共通点を一つ探して、それで押し進めていく人です」とし「それが外見的なものかもしれないし、感情的なものかもしれません。複合的に見た時、ヘソンは自分の状況で変えられないことに対するもどかしさがあり、恨みを持っています。私も同胞なので、変えられない現実の中で憂うつな感情をうまく表現することを知っています」と明らかにした。そして、セリーヌ・ソン監督が自身を選んだ理由については「少年の笑顔を持っていながらも、無表情の時は大人のような2つの要素を同時に持っているので、キャスティングしたと言われました」と話した。
―言語を勉強―
また、言語コーチと毎週勉強するというユ・テオは「運動選手のように接しています。運動選手はオリンピックで金メダルを獲得したからといって、翌日運動をしないわけではありません」とし「先生と叫びながら話す行為を練習し、語彙や子音、母音、文章のニュアンスを勉強しています。でも私の位置で考えなければならないのは、外国の人々に私の発音がどのように聞こえるか、また韓国の人々にどのように聞こえるかを悩み、その間で適切な妥協点を見つけることです」と説明した。
―演技について―
そして「韓国の観客に合わせて演技をすると(外国で)おかしく見えるかもしれません。また、アメリカに合わせて演じると、韓国の観客が自然に感じないかもしれません」とし「『恋する惑星』をドイツで見たことがあります。広東語は分かりませんが、トニー・レオンが叫ぶ言葉が美しくて、素敵だと感じました。外国人も私の韓国語を聞いて、そう感じてくれないといけないと思いました」と付け加えた。
(1/1ページ)