ニュース コラム グッズ 来日情報 お問合せ

全コーナー一覧

サイトマップ

▼検索したいコーナーをお選びください。

STAR INTERVIEW

クォン・ユリ「少女時代→独り立ち成長痛…現実に自壊感」

(全1ページ)
クォン・ユリ「少女時代→独り立ち成長痛…現実に自壊感」


―ナヨンというキャラクター―

序盤に“ナヨン”というキャラクターに異質感を感じたというクォン・ユリは、実際に自身と似ている点を探して共感を得たと語った。彼女は「監督が私に‘どうしてナヨンというキャラクターを与えてくれたのか?’について悩みました。撮影時は尋ねることができませんでしたが、すべて撮り終えてから尋ねてみると、ミーティングの時に白いTシャツにスッピンで現れ、自身の話を淡々とする姿から底力があるように見えたと言ってくださいました。また、私が持っている私だけのこだわりがあってナヨンと似ているように見えたと言っていました」

続いて「私はナヨンのキャラクターとシナリオについて、もう少し拡大して概念を考えました。小さな村を自分が失いたくないこと、持っているもの、手に入れたものに対する愛情の概念と考えました」とし「ナヨンは新しいことを受け入れるのが苦手で、ぶっきらぼうだと感じました。そんな部分が私と似ていると思いました。私も安定を追求する性格であり、キャリアもかなり地道で、変化することに対してかなり慎重です。新しいものを受け入れるのが早くはないので、速度感もナヨンと似ています」と話した。

―経験した成長痛―

実際にナヨンと同様の成長痛を味わったというクォン・ユリ。彼女は「30代前半の役ですが、私も似たような時期に成長痛を味わいました。ちょうど少女時代から独り立ちをする時期で、簡単ではありませんでした」とし「これは完全に私の能力ではないということに気付いて混乱し、受け入れることが難しかったです。理想が高く、そこからくる自壊感を感じました。そうして現実を直視しなければならないということも感じ、夢を失わないためにもう少し健康的に自分を循環させようと思いました」と打ち明けた。

そして「私についてたくさん考えようと思いました。得意なこと、好きなこと、私という人が話したいこと、表現したいことについて考えました。誰にでもやってくる可能性がある状況を映画で、ナヨンを通じて話しているのではないかと思います。また、結末が気に入ったのは序盤と大きく変わりません。私も同じでした。人生は思い通りにはいきません」と付け加えた。
(1/1ページ)
≪前へ
次へ≫