キム・ジフン「主役のイジェを演じてみたかった…魅力的な役」
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―演じてみたいキャラクターは?―
この日キム・ジフンは、ドラマの中で演じてみたいキャラクターがいるかと尋ねると「イジェを演じてみたかった。私が10歳若かったら…」と残念がった。続いて、彼は「イジェは就職準備生である20代後半、ヘル朝鮮(地獄のような厳しい経済や社会状況を皮肉って使う)の若者を代表するキャラクターです。私が思うに、私が演じても無理はないと思いますが、現実的な年齢のせいで“あの年でどうしてあんな役をするの?”と言われる気がします。理解はできますが、個人的には20~30代を熾烈に生き抜き、40代になって人生の経験値が増え、イジェの生活の苦しみと選択に対する後悔などを見て、感じることがたくさんありました。ソ・イングクも十分うまかったですが、ソ・イングクとは違う私だけのイジェを作ったかもしれません。イジェがとても魅力的でした」と明らかにした。
―ユ・インスを絶賛―
キム・ジフンは、ユ・インスの熱演に称賛を惜しまなかった。「一人だけを挙げるとしたら、ユ・インスさんです」と口を開いたキム・ジフンは「原作では、最後まで好感度が低く、とても悪質ないじめの加害者です。まったくかわいそうだと思いませんでした。でも、ユ・インスがとてもリアルに演じたので、あとの方ではかわいそうに思いました。ユ・インスが演じた役をウェブ漫画で見た時は、悪らつないじめの加害者で当然の報いを受けたことで気持ちはスッキリしましたが、演技がとてもうまかったので、‘あの子どうしたらいいんだ。哀れだ’と思いました。悪役を演じる際は悪い行動をしますが、最後に人々から共感を得ることが悪役の成功ポイントだと思います」とし、ユ・インスの演技力を絶賛した。
―他の共演者について―
その他にも、キム・ジフンは『もうすぐ死にます』に出演したすべての俳優について「ただ驚きました。一人一人が本人の役割に200%を発揮した感じです。話別に登場するイジェの転生たちもそうですが、周囲の役たちも全員が自身の役に200%発揮した気がします。今回の作品を通じて初めて会う俳優もいましたが、全員がそうでした」と語った。
『もうすぐ死にます』パート2は、5日に公開された。
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