キム・ジュンス「遠い未来を考えると失望感…今だけに集中してきた」
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―毎回“最後”という気持ちで準備―
40代を控えたキム・ジュンスは、自身の未来を約束したことはなかったとし、「何かを望んで、それを成し遂げられなかったら自壊感に苛まれそうだという心配が大きかったです。毎年これが最後の公演で、最後のコンサートという思いで準備していて、今もそうです。地道にコンサートを続けていますが、‘この客席が埋まるだろうか?’ということを毎回考えます」とし、「20年間で番組に出たのは5本の指に入る程度で、ミュージカルをしながらもちゃんとした宣伝はできませんでした。ある方は“キム・ジュンスは宣伝が必要ないから出演しないんじゃないか?”とおっしゃいましたが、私はいつも私の作品を知らせたかったですし、私の近況もお伝えしたかったです」と語った。
―番組に出演できない日々―
続いて「番組に出演しないことと、できないことはあまりにも違う話です。スケジュールが忙しくて、番組に出演したくてもできないことはありますが、私はオファーから困難を経験する過程で心的に大変でした。私の話をどこにもできないという事実に挫折した気がします」と率直に打ち明けた。
このような状況のせいでキム・ジュンスが「もう少しで忘れられるよな?」と思うのも無理はなかったはずだ。彼は「過去にも遠い未来を考えると失望感が大きいと思い、いつも今、そして今年だけに集中していました。今また私の未来を尋ねられるなら、考えていないと答えると思います。今年だけに集中してみると、他のやりがいを感じられるのではないかと思います」と明らかにした。
―出演できるコンテンツが増えて―
そして「率直に話して、まだ100%(制約が)解けたわけではないですが、YouTubeやラジオで姿を映すことができるということに感謝し、20周年を記念するくらい長い時間耐えたので、こんな日が訪れたと思うと感慨が新しいです」とし、「20周年を超え、30年近く耐えると、もっとうまくいくのではないかと思います。強い人が長く続くのではなく、長く続くことが強いというように、長く続けていきたいです」と強調した。
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