―模範生のイメージから脱却―

ナム・ジヒョンは『ハイクッキー』を通じて、これまでの模範生のイメージを脱ぎ捨てた。彼女が演じるチェ・スヨンは、個人的な欲望を叶えるために麻薬販売などの違法行為を躊躇しなかった。

今作で新しい顔を見せることになったナム・ジヒョンは「私が見せたいから見せて終わるのではなく、受け入れる側がそのように受け入れてこそ、完成すると思います」と話した。

続いて「前作の『新・若草物語 』では正義感があり、真実に向かって追いかけていく強烈なキャラクターを演じました。ところが（『ハイクッキー』の）スヨンは、個人的な欲望に重点を置いています。そんなキャラクターを一度も演じたことがなかったので、演じたいと思っていました」とし、「‘極めて欲望に忠実な人を演じたらどうなるか“と気になって惹かれました」と伝えた。

―新たな挑戦となった演技―

ナム・ジヒョンは、演技変身に挑戦した感想も明らかにした。彼女は「私はキャラクターに集中して演じるので、新しい姿なのか考えていませんでした。ただ‘うまくやらなくちゃ’との思いだけでした。しかし、撮影時も（スタッフの間で）いい反応が得られ、作品が公開されたらどんな反応になるのか気になりました」とし、「ただ、いつものように一生懸命演じただけですが、周囲から（いい）反応があってありがたかったです」と打ち明けた。

また、ナム・ジヒョンは「今回の作品は挑戦でした。演技する方法、表現する方法において、これまでに演じてきたものとは異なるキャラクターでした。私たちも完成品は公開されてからでないと見られないので、モニタリングしようと待っていた作品です」と明らかにした。