ヤン・セジョン「ウォンジュンとして生きてみようというマインドで臨んだ」
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―『イ・ドゥナ!』を選択した理由―
この日、ヤン・セジョンは「(インタビューをしに)来る時も『イ・ドゥナ!』のOSTを聞きながら来ました。2回見ましたが(視聴者としても)ずっと心に残り、心が痛む作品です」としながら、結末については「開かれた結末だと思います。確実なのは、2人がいつかは再会するはずだと思います」と明らかにした。
『イ・ドゥナ!』を選んだ理由については「私はいつも、台本をいただけることはありがたいことだと思っています。しかし『イ・ドゥナ!』を見て、心臓が一番ドキドキしました。結構経つので、当時(ペ)スジさんがキャスティングされたのを知っていたのか、知らなかったのかは覚えていませんが、台本を見ていい意味で震えを感じ、おもしろかったです」と明らかにした。
―人気漫画が原作の作品―
同名の人気ウェブ漫画を原作にしているため、プレッシャーもあったはずだ。ヤン・セジョンは「ウェブ漫画は序盤まで読んでやめました。ウェブ漫画を見たせいで、そのキャラクターをまねしていました。台本に書かれたウォンジュンを表現しなければいけないので、ウェブ漫画を見るのはやめて、台本に集中しました」と語った。
―役作りについて―
また、ヤン・セジョンは『イ・ドゥナ!』のキャラクターになりきるために台本に集中したと明らかにした。彼は「ウォンジュンの情緒を知る必要があったため、台本に集中しました。作品に入る前から完全にウォンジュンとして生きてみようというマインドで臨んだ気がします」として「私は作品ごとに台本に忠実で集中します。また、現場で監督がウォンジュンになりきれるようにたくさん助けてくださいました」と話した。
やや複雑な感情線を演じなければならなかったヤン・セジョンは「台本に書かれた感情線についていこうと努力しました。理解しにくい点はありませんでしたが、もっと理解しようと努めました」として「ウォンジュンがドゥナ(ペ・スジ)に完全に惚れるきっかけはない気がします。ただ自然と、ある瞬間この女性にとって頼りになり、肩を貸してあげられる存在になって、感情を共感して共有したいという気持ちが自然と湧いてきた気がします。脚本家が、関係性についてとても明確に書いてくださいました。台本にかなりの時間を投資しただけあって、この叙事を表現したいと思いました。台本に集中したので、そんな感情を余すことなく感じられました」と打ち明けた。
―青年役は最後に―
一方、ヤン・セジョンは20代前半の純粋な青年の演技は最後になりそうだと言った。彼は「自分の姿を知っているので、もう大学生は無理だと思いました。私より年上の先輩たちも20代前半の青年の役を演じられていますが、32歳の私はもう20代前半の純粋な青年役を演じ切るのが難しいと思います。私自身の限界点を知っています」として「台本を受け取った時、『イ・ドゥナ!』が最後だと思いました」と話した。
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