キム・ソニョン「ミュージカル25年目、マンネリズム?NO…むしろ渇き」
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―女優25年目となり、マンネリズムの時間はあったか?―
キム・ソニョンは「何でも10年経つと、それがマンネリズムなのか分かりませんが振り返る時間が訪れ、自分が感じる渇きもやってくる気がします。10年目になった当時は、主演でも女性主人公の役が限定的でした。多様な役が容易ではなかったのですが、その頃からさまざまな役を演じてみたいと思っていました。時間が経ち、むしろ最近は公演側も役割がとても多様になりました。最近は『HOPE』で70代の老婆役を演じました」と話した。
続いて「公演は私の業としてずっと共にしなければならないものだと思っていたのですが、機会に恵まれて『キング・ザ・ランド』に出演することになりました。マンネリズムというより、演技に対する渇きが周期的に訪れた気がします。公演側もさまざまなジャンルとキャラクターが共存する時代がきたので、舞台とメディアを分ける意味があるかと思います。今は技術的な場所が変わるだけで、物語の領域は広がったと思います。劇場も‘これでなければいけない’というものがありましたが、観客の水準が高まりました。今はどこで何をしても柔軟に対処さえすれば、俳優たちがあちこちで演技する機会は多くなると今回感じました。昔から私は福が本当に多い人だと思っていました」と語った。
―公演以外での演技も続けていくか?―
キム・ソニョンは「そうです。歌はもともと好きなので、いつも一緒にいるのであり、演技は私が楽しんでいるものです。ミュージカルデビューを26歳にして、その時から演技を学んできましたが、一瞬たりとも演技がおもしろくないと思ったことはありません。どこで演技をしても、大役でも小役でも感謝しながら演じたいです」と明かした。
―どのような先輩になりたいのか―
キム・ソニョンは「最近は演技がうまい方がたくさんいます。演技が上手とは思わないので、何かを見せようというよりは絶えず私を実験することができれば、とても楽しい演技生活になると思います。今は役者がたくさんいて、演技がうまい方もたくさんいるので、私がどこに行っていたとしても与えられたことに自分自身が恥ずかしく感じたり、後悔せずに出会って締めくくろうと考えています。常に完璧な自信はないですが、期待はしています。‘私はここで何をしないといけない’という考えもおごりだと思います」と打ち明けた。
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