キム・チェウン「イ・ジェフンさんの一言が力になり、自信も得ました」
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―父親の反応―
キム・チェウンが演じた『模範タクシー2』のウィンディは、視聴者にも、本人にも“新鮮”そのものだった。キム・チェウンは、ウィンディが初登場した『模範タクシー2』の11話が終わるやいなや、大邱(テグ)にいる父とビデオ通話を行った。キム・チェウンは当時、父がずっと「娘だとは思わなかった」と言っていたと話した。キム・チェウンは「初めて見るヘアスタイルとメイク、衣装を着て、父もウィンディが新鮮だったみたいです。父の反応が一番かわいかったです」と笑った。
―兄との二人暮らし―
大邱が故郷のキム・チェウンは、現在兄とソウルで一緒に暮らしている。「最初はお互いのルーティーンも性格も違ったので、些細なことでよくケンカしましたが、今はルールができました。腹が立ったら“〇〇さん、この部分注意してください”、“すみません”と言いながら、お互いに敬語を使います。そうすると、改善できてケンカになりません。兄がかなり気を使ってくれます。私が大変な時は、慶尚道(キョンサンド)スタイルで静かに慰めてくれます。今は兄が不在の時や帰宅が遅い時は“いつ帰って来るのか”と逆に私が叱責します。兄の友人たちは、私の存在をあまり知らないみたいです。周りの人に“妹は何をしているのか?”と聞かれたら、10年間ずっと“学生”と答えているようです(笑)」
―イ・ジェフンからの助言―
キム・チェウンは「ウィンディを演じながら、たくさん悩みました。監督にもどんなトーンがいいのか何度も質問しました。とあるシーンで3~4回やり直した末にオッケーをもらったのですが、イ・ジェフン先輩が静かに来られて“さっきのウィンディのトーンが一番良かった”と言ってくれました。とてもありがたかったです。ウィンディというキャラクターをどのように表現すべきか悩んでいた時だったのですが、先輩が後輩に近付いて来て話しかけてくれるということが感動でした。だから、後半の撮影ではウィンディをさらに豊かに演じることができました。イ・ジェフンさんの一言が力になり、自信も得ました。あの日はとてもありがたくて、家に帰っても忘れられませんでした」と打ち明けた。
また、キム・チェウンは「イ・ジェフン先輩は、現場でいつも落ち着かせてくれます。『準備できたらやればいい』と言いながら人物も、小物も多くて緊迫した状況でも落ち着かせてくれる感じでした。存在だけでも心強かったです」とし、イ・ジェフンに感謝を伝えた。
―ウィンディ役を演じて―
「不思議なのは、ウィンディは悩みの多い人物でしたが、マネジャーからは“いつも現場に向かう時、楽しそうだ”と言われました。ウィンディは軽いキャラクターではありませんでしたが、女優として撮影現場に行くのは好きだったみたいです。‘本当に行きたいと思う撮影現場だったな’とマネジャーを通して考えるようになりました。特に、監督が一番良かったです」
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