―作品を終えた感想―

ハニは今回の作品を終えて「ひとまず私にとっては、挑戦のようなキャラクターでした。とても怖かったですが“もう知らない、一度やってみよう”ということになりました。でも、無事に終わることができてうれしいです。たくさん助けてもらいました。一緒に私と演技をしてくれて手伝ってくれる皆さんに感謝しています」と感想を伝えた。

―カン・ミニョン役について―

ハニはカン・ミニョン役について「まず初恋、過去のXというキャラクターについて期待する面があるのではないでしょうか。私の頭の中にはストレートのロングヘアと、少しか弱いワンピースを着ている薄いふくらはぎが思い浮かびました。私がこれを演じることができるのか、演じても迷惑ではないかと悩みました」として「見た目の面で合うかも難しかったし、この人物が持つ性格のギャップが大きくて、うまく表現できるか分からなかったです」と打ち明けた。

続いて「しかし（カン・ミニョン役は）とても利己的で悪く、自分のことばかり考えています。一番近い人に対する配慮もなく、最後まで自分のことだけを考えています。状況的に見れば、生きていると立場が違うだけで、そのようなことが日常ではないでしょうか。この人の本音と事情を見れば理解できないことはないので、悪い人を理解してみたいと思いました」と話した。

何よりもキャラクターとの交感を重視した彼女は「私が本当に理解して共感してこそ、画面にもそのように出てくるので、すべてのキャラクターが理解され共感されてほしいと思いました。それで雨に降られた子犬のような感じが、この人物に対して理解するイメージとして役に立ちました」と伝えた。また「実は（カン・ミニョンについて）『こんなXがいるの？』と思いますが、私の心はそれがすべてではありません。“どうか私を捕まえて”、“確信をください”のような感じがあります。こんな私でも愛してほしいという切実さがあります」としながらも「悪いXなのに、とんでもなく悪いとは思えないキャラクターです」と説明した。

―共演者のサポート―

撮影する間、キャラクターに対する共感と理解で苦しんだ瞬間、共演者たちはハニを助けた。彼女は「本当に助けてもらいました。キャラクター自体が人に会わず一人で演技しなければならず、深く入らなければならないキャラクターでした」として「それでドンジン（キム・ヨングァン）さんを避けたりもしました。いつも私を気遣ってくれて、心配してくれました。イ・ソンギョンさんもそうです」と感謝の気持ちを伝えた。

『愛だと言って』の中に出てきたイ・ソンギョンとハニは、正反対のキャラクターだ。ハニは「ソンギョンさんはメイクを一つもせず、リップクリームだけ塗りました。私は痩せようと熱心に努力し、普段の身だしなみを端正にしようとしました」として「その時、ソンギョンさんが私をおんぶする場面がありました。ぱっと見ても、私をおんぶなんてできないような気がしました。その上、私は酒を飲んで酔っ払っていなければいけませんでした。そのため、今に比べて5kg減量し、該当のシーン前後には何も食べませんでした」と告白した。

―現在交際中の恋人について―

現在、ハニは精神健康医学科専門医のヤン・ジェウンと交際を続けている。2人は昨年6月に熱愛を認め、当時2年間交際中だった。2人は10歳差があるが、結婚適齢期に入った年齢だ。

彼女は「仕事がある時、家族、恋人にも距離を置くことになります。これは私の仕事で、これはあなたの生活だと思っており、共有するのが好きなタイプではないです」と明らかにした。その一方で「『愛だと言って』以後、Coupang Play『ファンタGスポット』を撮影することになりましたが、彼が“このキャラクターは君と似ている。似たような人を演じる時、楽しそう”と言っていました。そこで決定しました」と伝えた。

続いて「私が（『愛だと言います』を撮影しながら）とても苦しんでいたので。目立たないようにしましたが、たくさん出てしまったようです」と話した。

人生を生きていく上で恋人の影響があるのかと尋ねると、ハニは「ないと言えば寂しがりそうです。でも、ただ2人とも大事に思って生きていこうと努力していると思います。医師、年齢などを離れて人間対人間で価値観が似ています」として「『ツーと言えばカー』のようなところがあります。選択する時にお互いに応援し合う関係です。いい応援者だと思います」と愛情を示した。

ハニは先日、父親と恋人のヤン・ジェウンと一緒に撮影した写真をアップして話題を集めた。これに対して取材陣が「もしかして結婚するつもりがあるのか？」と尋ねると、彼女は「分からないです。結婚は必須だとは思わないので」と答えた。彼女は「うちの父は親バカです。父は私に自分の影響力があることを確認したいと思っています。恋人に一度も会わせないわけにはいきません」と話した。「母親は何度か会いましたが、本人は疎外されたという寂しさがあったようです」として「ある日、電話して会いましたが、“とてもいいね”と言っていました」と話した。

また「おいしい肉を食べて、その日はとても楽しかったです。たくさん心配しましたが、話がうまくいって気分が良かったです。それでその日を残したかったんです」と話した。

―今後の活動―

最後にハニは、今後の計画について「良い機会で会う予定です」として「私の父はずっと歌ってほしいと言います。その言葉を聞いて考えてみると、まだ昨年10周年で良いアルバムを出しので、私自身は望んでいません。時間が経てば望むかもしれないです」と歌手としての復帰の可能性に希望的なメッセージを伝えた。