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STAR INTERVIEW

ソン・ガンホ「カンヌでの受賞、すごくありがたかった」

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Q:『ベイビー・ブローカー』で韓国映画の歴史上初めてカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞しましたが、受賞をどの程度予感していましたか?
ソン・ガンホ「カンヌでの受賞、すごくありがたかった」


「考えもしまていせんでした。私が昨年、カンヌ国際映画祭の競争部門の審査委員だった時に組織委員長がこう言っていました。“受賞するチームが授賞式のレッドカーペットに上がる時が一番幸せだった”と。なぜなら、受賞の結果を自分たちだけが知っているからだと。それくらい受賞の結果を(審査委員以外は)誰も知りません。ただ授賞式の時に『別れる決心』チームと『ベイビー・ブローカー』チームが一緒に来ることができて嬉しいとだけ考えていました」

Q:主演男優賞の受賞者として「ソン・ガンホ」と名前が呼ばれた時の気分はどうでしたか?

「名前を呼ばれた時、ぼーっとしていました。実は、歓声のせいで自分の名前があまり聞こえませんでした。隣の席のカン・ドンウォンが先に立ち上がりました。“フォーブローカー”と言われた時に初めて私を呼んだのだと知りました。『パラサイト 半地下の家族』の時も私の時も名前を呼ばれた時はぼーっとしていた気がします。どちらが良かったという言葉は似合わず、非現実的だと思いました。『パラサイト 半地下の家族』の時もそうでしたし、今回もそうでした」

Q:是枝裕和監督の映画を選んだ理由を教えてください。

「是枝裕和監督の映画が大衆的ではないということは、誰もが知っていることです。『ベイビー・ブローカー』の登場人物は全員が中心人物ですが、それでもこの物語の中心はIU(イ・ジウン)が率いるものでした。また、ペ・ドゥナとIU、2人が引っ張っていく話で、2人の女性が見つめる生き方と態度に対する映画だと最初から理解しました。

6年前、この映画の話を是枝監督から初めて聞いた時からそうでした。当時は“ゆりかご”というタイトルでしたが、当初から女性が中心となるストーリーでした。私は、是枝裕和監督が韓国で韓国の俳優たちとこの作品を作るということに好奇心と魅力を感じました。そのため、私ができる役があれば演じてみたいと思いました。素敵な監督や同僚たちと一緒に仕事をして、大きな賞を与えてくださり感謝しています」

Q:シン・ヨンシク監督の作品に出演していますが、どの部分が気に入りましたか?
ソン・ガンホ「カンヌでの受賞、すごくありがたかった」


「商業的な成功と大衆性が目標というよりもシン・ヨンシクという作家の視線がとても良かったです。『サンシクおじさん』というドラマもシン・ヨンシクという若い監督が持っている作家として視線がとても好きで、ドラマ撮影に恐怖心もありましたが、出演することになりました」

(c)STARNEWS
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