イ・デフィ「僕は年齢が60、70歳であっても芸能人であり続けると思います」
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Q:キャスティングの話しを聞いたとき、どのように思いましたか?
「僕も本当に驚きました。Mnet『PRODUCE 101』シーズン2の放送当時、作家が放送を見て“イ・デフィが賢く見える”と目を付けていたそうです。サンウ役はどうかとオファーをもらいました。やらない理由がないので、軽い気持ちで行きました。今まで一緒に作業した人々を見ると、賢い人は演技が上手いと言いながら僕を称賛してくれました。本当に感動的でした。この作品でなければ、僕が演技していることを(大衆は)知らなかったと思います」
Q:撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
「最初はとても緊張しました。末っ子でもあり、チェ・シウォン先輩、イ・ダヒ先輩は本当に大先輩です。接しがたいので先輩方を敬遠するタイプですが、このような心配は必要なかったと思うくらい親しみやすく、かわいがってくれました」
Q:役作りのためにしたことはありますか?
「台本を本当にたくさん読んで多方面からサンウを見るようにしました。僕は元々単純なタイプなので、一次元的に暮らしています。しかし、そのように演技をすると陳腐に見えるかと思い、多角的に見るようにしました。先輩方が本当によくサポートしてくれました。プロデューサーの方々が周りに多かったので、キャラクターを理解することは難しくありませんでした。しかし、僕は会社員の生活をしたことがありません。
芸能界の先輩方には愛嬌も振りまき、言い合いをしたりしますが、会社はそうじゃありません。愛嬌を振りまきすぎるのは、リアルではありません。だから、周りのプロデューサーさんに知らないことを聞いたりしました。自分自身があまり見えないようにしたいと思いました。僕は歌手のイメージが強いので、演技をする時は歌手ではなく俳優として見てもらいたかったです。そうしなければ視聴者の方々を邪魔してしまうと思いました。トーンも変えて演技のレッスンを1年半ほど受けました」
Q:事務所の代表もドラマを見ていたそうですね?
「代表と呼ぶ前に先輩です。所属事務所には代表を敬遠くするアーティストがたくさんいます。どうしても年齢が上なのでそう感じるようです。僕にとってはいい先輩であり、父親のような方です。僕に“『恋愛なんていらない』を見た、誇らしい。”と言ってくれました。本当に音楽においてもいい先輩です。僕の悩みを正確に把握しています。5年目に抱く悩み、6年目に抱く悩みなどを知って渇きを解消させてくれます。歌手としての難しさは本当にありません」
Q:イ・ダヒさんとの共演はいかがでしたか?
「実は、tvNドラマ『ビューティー・インサイド』の時からファンでした。そのため、一緒に作品をすることになってかなり緊張しました。実際に現場で先輩に会うとサバサバしていて、とても美しかったです。先輩が僕に配慮してくれました。壁を打つシーンがあったのですが、どのようにすれば“シーンスチール”ができるかなど多くの部分を教えてくれました。ダヒ先輩が最高でした」
Q:演技をするといった時の事務所の反応はいかがでしたか?
「実は演技を始める前まで明るくてバラエティで笑われようとするイメージが強かったと思います。突然演技がやりたいと言ったので疑問に思われたと思います。でも本当に心配なくサポートしてくれました。その思いに応えたくて歯を食いしばって一生懸命頑張りました」
Q:AB6IXとしての活動はいかがですか?
「実は(昨年10月に発売された)タイトル曲『Sugarcoat』はタイトル曲ではありませんでした。外部曲を受け取るつもりだったのですが、この曲がいいと言われ、とても驚きました。他の人がしない音楽をやっているので、こういう音楽により関心があるようです。『Listen-Up』の時にアイドルのような雰囲気の音楽をしたとしたら、AB6IXの音楽は僕らが持つユニークさを披露しようとしています。ループの方向性に対する悩みが多い。他のグループに提供する曲であれば、それを書いて渡すだけでいいですが、AB6IXには愛情があり、切ないのでよりそう思う気がします」
Q:プロデュースしながらメンバーたちと喧嘩はしますか?
「僕はもともと気が小さい性格なので、あまり文句を言えません。平和に過ごしたいです。信じるか分かりませんが、普段から暴言もあまり言いません。誰かの気分が良くない時は自然に良くなるまで待ちます。僕らはお互いに知り合って長いので、そういったタイミングをよく知っています。家族同士ってそうじゃないですか」
Q:今年1年を振り返ってみていかがでしたか?
「今年は本当に恵まれていて、祝福にあふれたことがたくさんありました。僕がさまざまな分野で活動したのですが、温かく見守ってくださったので一生懸命頑張ることができました。いつもプレッシャーを感じないようにしています。自信を越えてしまうと、うまくいくこともいかないと思います。堂々と生きていくことが目標です。またこうやって生きる僕を見て力がもらえるという方もいます。そんな反応を見て喜びを感じました。僕は年齢が60、70歳であっても芸能人であり続けると思います。素敵な人々にインスピレーションを与えたいです。ブランニューミュージックコンサートがあり、ファンとのイベントも開催する予定です。」
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