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STAR INTERVIEW

パク・ヘス「1年間、本当に一生懸命走り続けてきました」

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Q:『ナルコの神』に出演した感想を教えてください。

パク・ヘス「1年間、本当に一生懸命走り続けてきました」

「みなさんの反応が良くとてもありがたいです。個人的には“ご飯食べた?”が流行語になり嬉しいですし、まさか流行語になるとは思ってもいませんでした。珍しい言葉でもなく、私たちが普段から使う言葉じゃないですか。

監督たちと一緒にキャラクターを活かすセリフを作ろうとしていました。韓国人たちが誰かに会うと聞くのが“ご飯食べた?”という言葉ですが、セリフを言う時からその言葉がフィットしていて、楽しく撮影できました」

Q:演じるうえで、気を付けたことはありますか?

「まずチェ・チャンホとク・サンマンのキャラクターを区別しませんでした。一人の人物であり、演技が上手い国家情報院の要員ではないので、ク・サンマンを飛びぬけて明るいキャラクターにしようとは思いませんでした。私の範囲内で茶目っ気を演じました。

衣装のコンセプトを協議しながら見た目の変身を遂げ、度が過ぎないク・サンマンになるために悩みました。ただ、チェ・チャンホのセリフをより国家情報院っぽく、ク・サンマンのセリフを少し堅苦しい文語体な言葉遣いにして、自然と区別できるようにしました」

Q:今回演じた役は、実在する人がモチーフになっているようですね?

「彼に直接会うことはできませんでしたが、考えながら演じました。ユン・ジョンビン監督と国家情報院の要員として長い間チョン・ヨファンを追いかけてきたが、国家に対する献身なのか、使命感なのか、欲なのか、そんな話をしました。私は執着という考えを持ってキャラクターを作り上げようとしました。

そうでないとモチベーションが生まれない気がしました。民間人を戦場に送り出し、単純に国家に対する献身だけで働いたとは思えないので、チョン・ヨファンを捕まえたいという執着があった気がします。チェ・チャンホの家族関係などは別に考えませんでした」

Q:ドミニカ共和国で撮影した時のエピソードはありますか?

「人口密度の高い場所ではありませんでしたが、ホテルのスタッフがサインを貰うために待ってくれていたそうです。ユ・ヨンソクが有名だったので、一緒にサービスを受けました。

ドミニカ共和国でも『イカゲーム』に対する反応があったのも不思議でしたし、私たちに手を振ってくれて、気付いてくれることがありがたかったです」

Q:ユン・ジョンビン監督と初めての仕事でしたが、いかがでしたか?

「ユン・ジョンビン監督は現場で指揮してくださるのだと思っていましたが、そうではありませんでした。大きな指示はせず、「ヘス」と呼んで少し変えるようにアドバイスしてくださいました。

悪いやつら』『群盗:民乱の時代』のような作品を見ながら、どれほど熾烈に撮影するのかと心配していましたが、優しくしてくださって驚きました」

Q:共演者たちとはどのように過ごしましたか?

パク・ヘス「1年間、本当に一生懸命走り続けてきました」

「俳優陣は撮影後に食事をして、そのまま移動して宿舎で飲んで、翌日撮影を続けました。大きなイシューがなくても楽しく話を交わしました。それがドミニカ共和国では多かった気がします。ほかに行く当てもなかったので、宿舎に集まって話し合うのが楽しかったです。

私はもともとハ・ジョンウさんのファンです。遊び心が多いことは知っていましたが、実際に体験してみると違いました。真剣に笑えるユーモアが多く、私がそれに対して反応するのでアドリブも誕生しました。ファン・ジョンミン先輩は、私が言うのははばかれるくらい本当の俳優だと思います。その存在自体がすごいです。

現場でも他の方のセリフを自分で録音して聞いています。撮影が始まる直前までセリフの練習をして、絶えず準備と研究をしている姿を見て、本当にすごいと思いました。舞台でファン・ジョンミンが誇るカリスマ性とエネルギーは言葉にできない程パワーがあります」

Q:『イカゲーム』が公開されてから忙しい時間を過ごしていますが、大変ではないですか?

「1年間、本当に一生懸命走り続けてきました。エミー賞の授賞式に出席するために飛行機に乗って行くことに深い意味を感じました。到着してからは忙しいので、機内で寝ておかなければいけなかったのですが、寝られませんでした。私だけではなく、一緒に行った方々もみんなワクワクしていました。

会場で多くの方に会い、エミー賞の前のパーティーにも参加しました。私が参加したイベントの中でも規模の面で一番大きかったです。写真をかなりたくさん撮影しました。私は受賞にはあまり大きな期待はしておらず、ノミネートされただけでありがたいと思っていました。しかし出国前日、母から電話があり、受賞の感想を準備するよう言われました。

そして手書きで受賞の感想を書き留めてくれました。それを翻訳してタキシードのポケットに入れておきました。取り出すことはありませんでしたが、イ・ジョンジェ先輩とファン・ドンヒョク監督が受賞してとても嬉しかったです。あそこにいた皆さんが拍手をしてくれました」

(c)STARNEWS
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