ダニエル・ヘニー「韓国語の練習は犬とやりました」
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Q:久しぶりに韓国映画に出演した感想を教えてください。
「僕がアメリカで活動しているときも、韓国ドラマや映画に出演したいと思っていました。そして今回このような大きいスケールの映画に出演できてとても幸せです。いまだに韓国で活躍できることは幸運なことだと思います」
Q:ヒョンビンさんと17年ぶりの共演はいかがでしたか?
「ヒョンビンとは17年前に共演しましたが、当時は2人とも新人で赤ん坊のようでした。赤子から一緒に始めましたが、お互い成長して久しぶりに再会できました。私たちが変わらずに俳優として仕事ができていて、共演することもでき嬉しかったです」
Q:アクションシーンが話題ですが、撮影はいかがでしたか?
「アクションシーンは頻繁に撮影していますが、僕自身は上手だと思いません。今回ヒョンビンと一緒に撮影して、学ぶことが多かったです。手足が長いのでこのアクションの質を保てるのか心配でした。
特にバスの中でのアクションがありましたが、狭い空間でアクションするのが難しかったです。心配もありましたが、スタッフのみなさんのおかげで立派な映画になりました」
Q:なにか役作りはしましたか?
「今まで出演してきた作品でFBI要員の役をたくさんしていたので、慣れてました。ジャックの好きなところは自身のアイデンティティについて葛藤するところです。僕はこのような悩みがあるキャラクターが好きです。
ジャックも僕のように韓国系アメリカ人で、韓国語を話しながらアメリカで育った人間です。僕も昔は西洋人のようになりたくて、そうすればもっと安定するような気がして…しかし年を取ってみると韓国っぽさを取り入れるようになりました。
ジャックはジンテとチョルリョンを出会い、兄弟のように感じますが、僕もそうでした。韓国に来て、一緒に行動するチームに出会い兄弟のようだと感じました。それでジャックとも共通点が多いのだと思います。
心を閉ざした状態で韓国に来ましたが、人と出会うにつれ丸くなっていき、心を開くところが気に入りました。共演者たちとの相性もとってもよく、最初から最後までアメイジングでした」
Q:共演者とのエピソードはありますか?
「ヒョンビンが本当に良いリーダーでした。現場に行くと全ての人に声をかけて、ジョークを言いながら良い雰囲気を作ってくれました。ユ・ヘジンさんは釣りの話しをたくさんしました。
ユナは2007年にバラエティー番組で共演したことがあります。番組のミッションでユナとハグしたのを思い出しました。その後は遠くから見守っていましたが、劇中のチョルリョンとジャックを活かせたのは、ユナのリアクションがあったからこそです」
Q:韓国語がとても上手になりましたね?
「韓国映画を見たらほとんどは聞き取れます。昔は隣に通訳者がいないと不安でしたが、今回は映画の広報やバラエティーも通訳者なしで行いました。アメリカにいる時も鏡を見ながら韓国語の練習をします。
飼っている犬が韓国出身なので、犬とは韓国語で会話します。日常的な会話はほぼ100%理解できますが、ニュースなどの政治的な話しはまだ難しいです」
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