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STAR INTERVIEW

イ・ジョンヒョン「醜く映るために俳優同士で競争していました」

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Q:出産後、母親役への構え方に変化はありましたか?

イ・ジョンヒョン「醜く映るために俳優同士で競争していました」

「『新感染半島 ファイナル・ステージ』の頃から母親役のオファーをたくさんいただくようになりました。当時は子供がいなかったので(子供が拉致された後の感情を)想像しながら撮影をしていましたが、子供を産んでみて、その感情は倍になりました。

映画的に表現されたのはほぼ似ています。想像しながら上手く表現できたと思います。出産後は、そのような状況を想像するだけでも頭がおかしくなりそうでした。他にも赤ちゃんに関するテーマの物語が登場するだけでも胸が痛くて、涙が出ます。

私に母性愛という感情が生まれたことが不思議です」

Q:今回演じたソウンについて教えてください。

「元々のキャラクターは何でもできる警官でした。でもそれはあまりにもありきたりで、現実味がないと思いました。そのため、平凡なおばさんに設定を変えました。夫が亡くなって一人で子供を育てているのですが、世間知らずの役であればいいなと思いました。

そうやって苦労しながら生活しているなか、子供が拉致されて突然豹変するキャラクターです。監督に意見を出したら賛成してくれました。監督と相談してキャラクターを変えました」

Q:役つくりで気を付けたことはありますか?

「適当にパーマもして、できるだけきれいに見えないほうが現実味を帯びている気がしました。美肌に映ると現実味がなく、女優として怒りが湧いてきました。

そのため、いつもシミとほくろを描きました。ポスターにもCGでほくろを入れたりもしました。他の俳優たちとより醜く映るために競争していました」

Q:アクションシーンの撮影はいかがでしたか?

「かっこいいアクションではなかったので簡単でした。決まったアクションであれば、トレーニングを受けなければいけませんが、基礎鍛練だけして現場で合わせたので楽でした。現場で武術監督に教えてもらったことを真似する形で撮影を行いました。

これまでコツコツと体力鍛錬をしてきたからか、柔軟性があったので大きく負傷することもありませんでした。体が小さいとアクションがよりハードで切実に見える気がしました。だから、より小柄に見える衣装を着るようにしていました」

Q:撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

イ・ジョンヒョン「醜く映るために俳優同士で競争していました」

「俳優たちの間のケミがとても好きで、NGもあまり出ませんでした。ムン・ジョンヒさん、チン・ソヨンさんとも大ファンだったのですが、二人がキャスティングされたと聞いてとても嬉しかったです。

台本の読み合わせを行わないまま現場で演技をするのですが、10作品を一緒に演じた俳優かのように相性ぴったりでとても良かったです。現場でもお互いの感情に対して話を交わし、演技をする時も楽しみながらできた気がします」

Q:出産後4ヶ月で復帰しましたが、体調は大丈夫ですか?

「運良く回復が早かったです。出産後は全く浮腫むことなく、回復が早くて病院でも驚かれました。仕事をしていなかったので、とても大変でした。妊娠中、6ヶ月間つわりがあまりにもひどくて起き上がることもできませんでした。

吐き気と食べづわり一緒にきたので最悪でした。水の臭いも嗅ぐことができず、座っていることもできませんでした。仕事もできないので、憂鬱感が大きかったです。早く赤ちゃん産んで働きたかったので、回復が早かった気もします」

Q:子育てとの両立は大変ですか?

「ワーキングママはとても大変です。赤ちゃんが熟睡していても、動くたびに確認しなければいけません。そのため父親の役割が重要な気がします。隣の人のサポートが必要で、一人では絶対できないと思います。

私は夫が退勤後に子育てを担当してくれるので、助かっています。夫が私のファンなので、たくさんサポートしてくれて、応援もしてくれます。育児より仕事の方が簡単な気がしますが、赤ちゃんが笑ってくれると疲れも吹っ飛びます」

Q:結婚後、仕事への変化はありましたか?

「結婚してから仕事に集中するようになりました。一生を共にするパートナーがいて、子供が隣にいるので理解する気持ちも大きくなり、他人が間違えた時も理解しようと思える余裕が生まれました。心の余裕ができたので仕事に集中できる気がします」

Q:最後に一言お願いします。

「作品活動を続けたいです。女優の状況は劣悪です。根気よく続けている女優にユン・ヨジョン先生がいらっしゃいますが、他にはあまりたくさんいません。

年をとっても作品活動を続ける俳優になりたいです。これからもずっと続けるか分かりませんが、作品のオファーがあるたびに一生懸命頑張ろうと思います」

(c)STARNEWS
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