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STAR INTERVIEW

チョン・ウソン「これからも挑戦し続けたい」

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Q:『ハント』のキャスティングを4回断った理由を教えてください。

チョン・ウソン「これからも挑戦し続けたい」

「出演したくなかったわけではありません。もちろんイ・ジョンジェさんを応援していて、仲間であり、友人として応援したい気持ちでした。ただ、心配はありました。

2人でマネジメント事務所を設立し、スタジオも作って製作をしているため、共演することに対する一部の芳しくない視線もあるので慎重になり、プレッシャーもありました」

Q:シナリオを見た感想を教えてください。

「シナリオを見て意見は出しました。ストーリーの本質に関係なく、誤解を招く要因があることに対して、どう思うかを尋ねたり。観点の差ではありますが、長所を最大限活かして、短所を最小限にしなければならないと考えました。(イ・ジョンジェと)親しいので更に難しかったです。

現場で僕たちは楽しむのではなく、最善を尽くす現場作りをしました。ジョンジェさんが監督として撮影現場にいるのは初めてだったので、意見を出してアドバイスをするということには特に気を付けなければいけません。いくら長い間一緒に過ごしてきたからといって、僕の意図とは異なる意味で伝わる可能性がありますから」

Q:撮影現場ではイ・ジョンジェさんとの交流を避けていたそうですね?

「キャラクター間の関係もそうですが、お互いに緊張感を維持する必要がありました。カメラの前でキャラクターを表現することが俳優の任務であり、裏側でやや重い空気を味わうことも僕らの役目でした」

Q:イ・ジョンジェは『ハント』の中のチョン・ウソンをかっこよく映像に収めたかったと言っていましたが?

「監督がどれだけそのキャラクターに愛情を持っているかによって表現が変ります。(イ・ジョンジェ監督が)僕を愛し、よく観察し、映像にかっこよく収めようと努力したため、新しい姿を収められたと思います。

映画を見ながら、自分の役割がかっこいいと感じたことはありません。キム・ジョンドとパク・ピョンホは1人で光を放たなければ意味がないキャラクターですが、2人が作り出した気流がうまく活きた気がして成功したと思いました」

Q:役作りで重点を置いた点はなんですか?

「キム・ジョンドは、軍人という職業の根本と行為の正当性、罪悪感による責任など、歴史的な事実に伴う苦しみがあったので、キャラクターを作りあげる時は楽でしたが、その分重みがありました。

キム・ジョンドは軍人らしいキャラクターで、軍人らしくいられない暴力を行使する加害者の立場に立ったため、被害者の恨みを十分に理解しています。その悔しさがどこからきているのかよく分かっているため、しっかりしなければならないと考えたはずです。

その痛みの重さを表現しようと努力しました。実際に起きた事件を元にしているので、キャラクターのバランスよりその部分について何度も修正をかけました。イ・ジョンジェさんもその部分に対する認識が確実でした」

Q:映画の見どころを教えてください。

チョン・ウソン「これからも挑戦し続けたい」

「イ・ジョンジェとチョン・ウソンの演技対決です(笑)。『ハント』の撮影が終わった後に共演してよかったと思いました。

現場では各自キャラクターの緊張感を維持しなければなりませんでしたが、カンヌで初めて見て『本当によく頑張った』と思いました」

Q:もう1度共演する予定はありますか?

「2人が演じられるシナリオがあれば、すぐにでもまたやります。『ハント』は長期間してきた僕らの努力を確認、検証できる作品となり、自信が生まれました。

以前も2人で出演する作品を企画し、キャラクターに関するシナリオを書いて、キャラクターがかっこよくなければならないという漠然としたものを追求してきました。

その頃はかっこよさを重要視する年齢でしたが、今はキャラクターに対する悩みと内面を研究することでお互いに自信が生まれました」

Q:イ・ジョンジェさんよりも先に映画演出をしていましたね?

「イ・ジョンジェさんと僕は、映画に対してとても真剣です。俳優という職業について真剣に考え、制作から演出など映画の制作に対して真剣に取り組んでいます。お互いの性向は違いますが、映画に対して真剣だという点は似ています。

その共通点があるので、僕らはお互いを理解して応援することができ、一緒に冒険できたのだと思います。僕の人生自体が挑戦でした。突拍子もないと感じられる作品にもたくさん挑戦しました。そしてこれからも挑戦する予定です」

Q:挑戦を続ける理由はなんですか?

「私は作品に与えられた修飾語について自分のものだと思っていません。だから、僕がトップスターだということを意識していませんでした。

そのため、俳優として恐れずに挑戦し、道を切り開こうと思い、今も探しています。漠然とした青春でしたが、幸運が訪れて映画俳優になり、今も価値のある時間です」

(c)STARNEWS
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