キム・テリ「今後いつでも転ける可能性はあると思います」
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Q:『宇宙+人』の台本を読んだ時の感想を教えてください。
「シナリオがとても面白かったです。私がシナリオを見る時に一番重要視するのは、面白いか、面白くないかですが、本当に面白かったです。登場人物も多く、時間も現代と高麗を行き来しながら変化します。
その内容を文字で表現したのがとても良かったです。面白くないはずがありませんでした。韓国版のアベンジャーズとも言えますが、各自能力を兼ね備えた人が集まって、何かを叶えていくのが魅力的でした」
Q:チェ・ドンフン監督との撮影はいかがでしたか?
「こういう話はあまり好きじゃないのですが、光栄でした。一緒に撮影してみたいと思っていた方の映画に参加する機会が生じ、こんなにも早く機会が訪れるとは思いませんでした。幸運だと思います」
Q:多くの監督からラブコールを受ける秘訣は何ですか?
「正義感があるように見えるからだと思います。それは善悪とはまた違います。特に大きな映画では強固で正義感にある人物は常に必要です。
映画はすべてヒーロー物です。ヒーローは正義感がなければいけません。そういう面で私が最適だったのかもしれません。
映画はすべてイメージの争いです。私が『お嬢さん』のスッキになったのも、そういう顔だからだと思います。パク・チャヌク監督が『演技は私が作ればいい』と考えていたようです。俳優にはイメージが大事だと思います」
Q:『二十五、二十一』から『宇宙+人』まで大成功を納めていますが、プレッシャーは感じますか?
「プレッシャーはありません。私はいつでも転けると思っています。うまく転けようと、転ける時は転落しないように心の管理をしています。いつも私は成功するたびに『どうしてこんなに運がいいのか』『この運の終わりはどこなのか』と言いながら、本当に幸運だと思っています。
作品の良し悪しに関わらず、作品が良くても上手くいかないことがあり、悪くても上手くいくことがあります。タイミング、運、気運の3拍子が揃わなればなりません」
Q:限界を感じるときはありますか?
「限界はありません。もしあるなら、職業を変えなければならないと思います。私自身に限界はないと思うので、この仕事を続けることができています。女優として私の名前の社会的位置などを、人々が考えるよりも自分で低く見ていました。
『二十五、二十一』以来、もう少し客観的に見て、無駄に謙遜をしなくてもいいと考えるようにもなりました。以前から私は丈夫でしたが、前よりも150倍くらい強くなりました。この状況が変わるかもしれませんが、この瞬間を味わって楽しんでいます」
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